特許
J-GLOBAL ID:200903069562059879

弾性表面波霧化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-082525
公開番号(公開出願番号):特開2008-238058
出願日: 2007年03月27日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】弾性表面波霧化装置において、簡単な構成により液体を一定領域に拘束可能として効率的な霧化を実現可能とする。【解決手段】弾性表面波霧化装置1は、弾性表面波w1,w2を生成するための2つの交差指電極2が表面Sに形成された圧電材料から成る振動子3を備え、各交差指電極2は、略円弧状の簾電極21を略同心状に配置して構成され、一対の交差指電極2がその円弧の突出する方向を互いに向かい合わせると共に互いに離間して圧電材料(振動子3)の表面Sに形成されている。発散波となる弾性表面波w1,w2を励振する両交差指電極2の中間に位置する表面領域は、左右両側の交差指電極2からの弾性表面波の振動エネルギ密度が小さい領域となり、力の安定釣り合い点となる。この力の釣り合い点に供給された液体4は、いずれか一方の交差指電極2に近づいた場合に、力の釣り合い点に戻る方向に力を受けてその領域に拘束され、効率的に霧化される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
弾性表面波を生成するための複数の交差指電極が表面に形成された圧電材料から成る振動子を備え、前記振動子の表面に供給される液体を該表面に生成される弾性表面波によって霧化する弾性表面波霧化装置において、 前記各交差指電極は、略円弧状の簾電極を略同心状に配置して構成され、前記交差指電極の一対がその円弧の突出する方向を互いに向かい合わせると共に互いに離間して前記圧電材料の表面に形成され、前記液体は前記一対の交差指電極が離間した前記振動子の表面領域に供給されて霧化されることを特徴とする弾性表面波霧化装置。
IPC (1件):
B05B 17/06
FI (1件):
B05B17/06
Fターム (4件):
4D074BB02 ,  4D074DD03 ,  4D074DD22 ,  4D074DD32
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許3626222号公報
  • 液滴噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-241905   出願人:富士ゼロックス株式会社

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