特許
J-GLOBAL ID:200903069565988897

伸びフランジ性に優れた高強度鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小谷 悦司 ,  植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-291429
公開番号(公開出願番号):特開2004-091924
出願日: 2003年08月11日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】約500〜1400MPa級の高強度及び超高強度域において、伸びフランジ性が著しく高められた高強度鋼板を提供する。【解決手段】C、Si+Al、Mn、P 、S 、Ca、REMの含有量を規定し、Mo、Ni、Cu、Crの1種以上及びTi、Nb、Vの1種以上の選択的含有を許し、且つ、母相組織における焼戻マルテンサイト若しくは焼戻ベイナイトまたはフェライトの全組織に対する占積率を規定し、第2相組織における残留オーステナイトの全組織に対する占積率、該残留オーステナイト中のC濃度(CγR)、該残留オーステナイト全体に占めるラス状残留オーステナイトの比率を規定し、更にベイナイト/マルテンサイトを含有しても良い高強度鋼板である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.06〜0.6%、 Si+Al:0.5〜3%、 Mn:0.5〜3%、 P :0.15%以下(0%を含まない)、 S :0.0020%以下(0%を含む)、 Ca:0.0005%〜0.003%及び/又は REM:0.0005%〜0.003% を含有し、且つ、 母相組織は、焼戻マルテンサイト若しくは焼戻ベイナイトであって全組織に対して占積率で50%以上であるか;または、焼戻マルテンサイト若しくは焼戻ベイナイトが全組織に対して占積率で15%以上である他、フェライトを全組織に対して占積率で5〜60%含有し、 第2相組織は、残留オーステナイトを全組織に対して占積率で3〜30%含有すると共に、該残留オーステナイト中のC濃度(CγR)は0.8%以上であり、該残留オーステナイト全体に占めるラス状残留オーステナイトの比率は占積率で70%以上であり、更にベイナイト/マルテンサイトを含有しても良いものであることを特徴とする伸びフランジ性に優れた高強度鋼板。
IPC (3件):
C22C38/00 ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 301S ,  C22C38/00 301W ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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