特許
J-GLOBAL ID:200903069571696547

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342823
公開番号(公開出願番号):特開平11-173234
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 パイロット噴射とメイン噴射との間のインタバルを短縮すると同時に、インジェクタ1の初期噴射率を低減する。【解決手段】 コマンドピストン9の肩部34にノズル閉弁方向の油圧力を与える第1制御室24と、コマンドピストン9の頭部35にノズル閉弁方向の油圧力を与える第2制御室25とに区画するオリフィス形成部材7を、インジェクタ本体6の後端部に嵌め込んだ。そして、オリフィス形成部材7の円環状部分の中心部に、燃料給排通路13と第2制御室25とを連通するオリフィス27を設けた。そして、オリフィス形成部材7の円環状部分の外周面に、インジェクタ本体6の内周面との間に、オリフィス27よりも通路断面積の大きい燃料通路を形成する軸方向溝を設けた。これにより、制御弁2を開弁してからノズルニードル4の開弁方向への作動を開始するまでの時間を短縮できるようになった。
請求項(抜粋):
(a)高圧燃料を蓄圧するための燃料蓄圧部から高圧燃料を供給するための燃料供給通路、および高圧燃料を排出するための燃料排出通路の両方に連通する燃料給排通路と、(b)前記燃料排出通路を開閉する開閉弁と、(c)前記燃料蓄圧部から常に高圧燃料が導入される油溜まり、および内燃機関に燃料を噴射する噴射孔を有するノズルボデーと、(d)先端部が前記油溜まりに臨み、前記噴射孔を開閉するノズルニードルと、(e)一端部が前記ノズルニードルの他端部に連結して前記ノズルニードルと一体的に変位するピストンと、(f)このピストンの他端部との間に、前記燃料給排通路に連通する制御室を形成すると共に、前記制御室を、前記ピストンの一部に閉弁方向の圧力を与えるための第1制御室と前記ピストンの残部に閉弁方向の圧力を与えるための第2制御室とに区画する区画部を有するシリンダと、(g)前記燃料給排通路と前記第2制御室とを連通する連通路に設けられ、この連通路の通路断面積を絞るための固定絞りとを備えた燃料噴射弁。
IPC (5件):
F02M 47/00 ,  F02M 45/00 ,  F02M 45/08 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/10
FI (6件):
F02M 47/00 C ,  F02M 47/00 P ,  F02M 45/00 E ,  F02M 45/08 Z ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 61/10 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-047459
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-214298   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平3-047459

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