特許
J-GLOBAL ID:200903069611749428

二重管ダブルパッカー注入の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-174454
公開番号(公開出願番号):特開平9-003868
出願日: 1995年06月17日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 施工期間を短縮し、施工費用を軽減しかつ施工労力を軽減できる二重管ダブルパッカー注入の施工方法を提供する。【構成】 まず、穿孔装置1により所定深度まで地盤Gを穿孔する。穿孔完了後、オーバーショット40によりインナービットアセンブリ20を引き揚げる。次いで、アウターケーシングパイプ10内にグラウトgを注入する。このグラウトg内にマンシェットチューブ60を建て込み、アウターケーシングパイプ10を引き抜く。マンシェットチューブ60内にダブルパッカー71を装着した固化材注入ホース70を建て込み、固結材を地盤Gに注入し、固結土を造成する。
請求項(抜粋):
地盤を削孔した後、当該掘削孔から固化材を注入して固結土を造成し、地盤の透水性を低下させると共に地盤を強化する二重管ダブルパッカー注入の施工方法であって、(1)アウタービットが先端に設けられた、軸方向に連結されたケーシングパイプと、該ケーシングパイプ内の先端部に挿入された、被咬合部が後端部に設けられると共にインナービットが先端部に脱落不能に装着されたインナービットアセンブリとにより地盤を削孔して前記ケーシングパイプを地中に設置する工程と、(2)前記被咬合部に咬合可能な咬合部を先端に有し、後端部をワイヤーに接続されたインナービット引揚装置を前記ケーシングパイプ内に挿入し、前記ケーシングパイプの先端部に存する前記インナービットアセンブリの被咬合部に咬合させ、前記ワイヤーを引き抜くことにより前記インナービットと共に前記インナービットアセンブリを引き揚げる工程と、(3)前記ケーシングパイプ内に、軸方向に所定間隔を介して固化材を噴出可能な注入孔を有する注入外管を建て込む工程と、(4)ケーシングパイプを前記掘削孔から引き抜き、前記注入外管のみ前記掘削孔の中に存置する工程と、(5)前記掘削孔と前記注入外管との隙間にスリーブグラウトを充填する工程と、(6)固化材を噴出可能な噴出部が先端に設けられ、該噴出部を挟んで、注入外管の内側面との間を閉塞可能にするダブルパッカーを有する固化材注入内管を前記注入外管に挿入する工程と、(7)該固化材注入内管の噴出部を前記注入孔に位置させ、この注入孔の上下における前記内管の外側面と前記注入外管の内側面との間を前記ダブルパッカーにより閉塞した後、前記固化材注入ホース内において移送された固化材を前記噴出部から噴射し、前記注入孔から前記地盤に注入する工程とを備えたことを特徴とする二重管ダブルパッカー注入の施工方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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