特許
J-GLOBAL ID:200903069612553349
EL表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068442
公開番号(公開出願番号):特開平9-258691
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 プッシュプル動作により走査電極に走査電圧を印加してフィールド毎に極性を反転させた駆動を行い、画面分割によりマトリクス表示を行うEL表示装置において、分割した画面の境界部分での輝度差を少なくする。【解決手段】 走査電極駆動回路4、5は、プッシュプル動作によりフィールド毎に異なる極性にて、走査電極21 〜2n に走査電圧を印加する。この場合、上画面1aでは走査電極21 から下方向の走査電極に走査電圧を印加し、下画面1bでは走査電極2n から上方向の走査電極に走査電圧を印加する。フィールド切り換え時には、ELパネル1への充放電により電圧供給回路8からの供給電圧に波形なまりが生じるが、それによる影響が上画面1aの上端と下画面1bの下端で表れ、また上画面1aと下画面1bの境界部分では走査電圧を等しくすることができるため、境界部分での輝度差を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
複数の走査電極(21 、...、2n )と複数のデータ電極(31 〜3m )とが互いに交差する方向に配列され、前記走査電極と前記データ電極とが交差する位置にEL素子(111、112、...、121、...)が形成され、前記複数のデータ電極が画面分割位置で分断して形成されているELパネル(1)と、前記画面分割された一方の画面(1a)に属する複数の走査電極に対し第1の走査方向に走査電圧を順次印加すると同時に、他方の画面(1b)に属する複数の走査電極に対し第2の走査方向に走査電圧を順次印加する走査電極駆動手段(4、5)と、前記複数のデータ電極にデータ電圧を印加するデータ電極駆動手段(6、7)とを備え、前記走査電極駆動手段は、プッシュプル動作によりフィールド毎に異なる極性にて前記走査電圧を印加するものであって、前記第1の走査方向と前記第2の走査方向とが逆向きになるように構成されていることを特徴とするEL表示装置。
引用特許: