特許
J-GLOBAL ID:200903069658455678

水を基礎とするオルガノポリシロキサン含有組成物、該組成物の製造法並びに該組成物の使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229246
公開番号(公開出願番号):特開平10-158522
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 本質的に有機溶剤を含有せず、引火点が70°Cを上回り、かつ水で希釈する際に、加水分解によってアルコールを本質的に遊離せず、フルオロアルキル基を有するオルガノシランを含有する水を基礎とする組成物。【解決手段】 本発明の水を基礎とするオルガノポリシロキサン含有組成物は、一般式I:HO[Si(A)(CH3)z(OH)1-zO]a[Si(B)(R2)y(OH)1-yO]b[Si(C)(CH3)O]c[Si(D)(OH)O]dH・(HX)e(I)で示されるオルガノポリシロキサンを含有している。【効果】 本発明の組成物により、種々の物質の表面を同時に疎水性化および疎油性化することができる。
請求項(抜粋):
本質的に有機溶剤を含有せず、引火点が70°Cを上回り、かつ水で希釈する際に加水分解によってアルコールを本質的に遊離しない水を基礎とするオルガノポリシロキサン含有組成物において、該組成物が、一般式IHO[Si(A)(CH3)z(OH)1-zO]a[Si(B)(R2)y(OH)1-yO]b[Si(C)(CH3)O]c[Si(D)(OH)O]dH・(HX)e(I)〔式中、Aは、一般式IIH2N(CH2)f(NH)g(CH2)hSi(CH3)z(OR)3-z (II)から誘導されたアミノアルキル基を表し、この場合、0≦f≦6、f=0の場合にg=0であり、f>0の場合にg=1であり、0≦h≦6および0≦z≦1であり、およびBは、一般式IIIR1-Y-(CH2)2Si(R2)y(OR)3-y (III)から誘導されたフルオロアルキル基を表し、この場合、R1は、C原子1〜9個を有するモノフッ化アルキル基、オリゴフッ化アルキル基もしくは過フッ化アルキル基またはモノフッ化アリール基、オリゴフッ化アリール基もしくは過フッ化アリール基を表し、Yは、CH2-基、O-基またはS-基を表し、R2は、C原子1〜8個を有する線状、分枝鎖状もしくは環式アルキル基を表すかまたはアリール基を表し、かつ0≦y≦1であり、およびCは、一般式IVR3-Si(CH3)(OR)2 (IV)から誘導されたアルキル基を表し、およびDは、同様にアルキル基を表すが、しかし、一般式VR3-Si(OR)3 (V)から誘導されており、この場合、前記式中のR3は、C原子1〜8個を有する線状、分枝鎖状もしくは環式アルキル基を表し、前記式中のR3は、それぞれ同一かまたは異なっており、前記式中のRは、C原子1〜8個を有する線状、分枝鎖状もしくは環式アルキル基を表すかまたはアリール基を表し、かつ前記式中のRは、それぞれ同一かまたは異なっており、およびHXは、酸を表し、この場合、Xは、無機もしくは有機の酸基であり、および0≦y≦1、0≦z≦1、a>0、b>0、c≧0、d≧0、e≧0および(a+b+c+d)≧2である〕で示されるオルガノポリシロキサンを含有することを特徴とする、水を基礎とするオルガノポリシロキサン含有組成物。
IPC (2件):
C08L 83/08 ,  C09D183/08
FI (2件):
C08L 83/08 ,  C09D183/08
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る