特許
J-GLOBAL ID:200903069726029275

ホスファゼン組成物とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 友松 英爾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-235594
公開番号(公開出願番号):特開2001-064292
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ハロゲン含有量が低いホスファゼン組成物の新規製造方法とそれによるホスファゼン組成物中の最終残留1個のハロゲン置換基をもつ一般式5のホスファゼン前駆体の含有割合10.0重量%以下であるホスファゼン組成物の提供。【解決手段】 環状ハロゲン化ホスファゼン中に、アルカリ金属フェノラートとアルカリ金属アルコラートとを、窒素含有鎖/環式の有機化合物を含む溶媒中で反応させる一般式5〔mは3〜10の整数、Qのうちいずれかがアリールオキシ(OAr)、残りがアルコキシ基(OR)であって、分子中のOArの数、ORの数は下記3式をすべて満す。1≦(OArの数)≦2m-11≦(ORの数)≦2m-1(OArの数)+(ORの数)=2m 〕の環状ホスファゼン組成物の製造方法とこの方法で得る同一分子中にOArとORを含有する高純度環状ホスファゼン類。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(式中、Xはハロゲン、mは3〜10の整数である。)で示される環状ハロゲン化ホスファゼンに、下記一般式(3)【化2】(式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属である。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記一般式(4)【化3】(式中、Rはアルコキシ基、Mはアルカリ金属である。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応させることを特徴とする下記一般式(5)【化4】〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれかが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Qのうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であって、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数式の関係をすべて満すものである。【数1】1≦(OAr基の数)≦2m-11≦(OR基の数)≦2m-1(OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕で示される環状ホスファゼン組成物の製造方法。
IPC (3件):
C07F 9/6581 ,  C07F 9/659 ,  C09K 21/12
FI (3件):
C07F 9/6581 ,  C07F 9/659 ,  C09K 21/12
Fターム (12件):
4H028AA38 ,  4H028AA40 ,  4H028AB04 ,  4H028BA06 ,  4H050AA02 ,  4H050AB80 ,  4H050BB19 ,  4H050BB20 ,  4H050BC37 ,  4H050BC38 ,  4H050WA15 ,  4H050WA23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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