特許
J-GLOBAL ID:200903069726472209

2サイクルエンジンの掃気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269784
公開番号(公開出願番号):特開平8-068357
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 多気筒2サイクルエンジンの各シリンダで確実にスワールを形成するとともに掃気効率を高くする。【構成】 掃気室5からシリンダライナ7に形成した複数の掃気孔8を通してシリンダ3内に新気を導入するようにし、これらの掃気孔8の一側壁を掃気孔中心を通る半径方向の軸線に対して接線方向に同じ向きに傾斜した外向きの壁面にて形成してスワールを確実に形成するようにし、掃気流の方向が側壁の傾斜方向と大きく外れている一部の掃気孔8aにおいては内向きの他側壁をその内周縁から略半径方向に沿う面18で切除して掃気孔8aの実効開口面積を大きくした。又、全部の掃気孔8において他側壁を略半径方向に沿う壁面又は逆方向に傾斜した壁面にて構成してもよい。
請求項(抜粋):
複数のシリンダを直列に配設し、各シリンダの周囲をそれぞれ取り囲むとともに互いに連通した単一室から成る掃気室を形成し、掃気室からシリンダ周壁に形成した複数の掃気孔を通してシリンダ内に新気を導入するようにした2サイクルエンジンの掃気装置において、掃気孔の両側壁を掃気孔中心を通る半径方向の軸線に対して接線方向に同じ向きに傾斜した平行壁面にて形成し、掃気孔における掃気流の方向が側壁の傾斜方向と大きく外れている一部の掃気孔においては半径方向内側向きの側壁をその内周縁から略半径方向に沿う面で切除したことを特徴とする2サイクルエンジンの掃気装置。
IPC (2件):
F02F 1/22 ,  F02F 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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