特許
J-GLOBAL ID:200903069785836800

自動二輪車等のフロントフォーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-031431
公開番号(公開出願番号):特開2003-232395
出願日: 2002年02月07日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】【課題】 自動二輪車等のフロントフォークにおいて、伸縮切替わり時における減衰力の応答性を向上し、中速域における圧側減衰力に腰感を持たせ、圧側減衰力の設定、変更の自由度を高めること。【解決手段】 自動二輪車等のフロントフォーク10において、中空パイプ22の上部に油溜室28を上下に仕切る隔壁部材50を設け、隔壁部材50にセンター孔52Aと伸び圧共用流路54を形成し、伸び圧共用流路54に撓みバルブ60を内周支持状態で、チェックバルブ70を外周支持状態で、撓みバルブ60の外周とチェックバルブ70の内周の一部が重なり状態で重なるように設け、撓みバルブ60を背面支持する第1スプリング64とチェックバルブ70を背面支持する第2スプリング72を設け、撓みバルブ60とチェックバルブ70の重なり部に微小隙間80を設けたもの。
請求項(抜粋):
車輪側のアウタチューブ内に、車体側のインナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチューブの底部に中空パイプを立設し、中空パイプの上部に設けたピストン部をインナチューブの内周に摺設し、インナチューブの先端部に設けたピストンにより、中空パイプの外側に設けた油室を上下に仕切り、上記油室に連通する油溜室を中空パイプの内側に設け、インナチューブの内部に上記油溜室の上部の気体室を設けた自動二輪車等のフロントフォークにおいて、中空パイプの上部に、上記油溜室を上下に仕切る隔壁部材を設け、該隔壁部材に、上下の油溜室を連通するセンター孔と、該センター孔の周囲において上下の油溜室を連通する伸び圧共用の流路とを形成し、隔壁部材に形成した伸び圧共用の流路に、環状の撓みバルブを内周支持状態で、環状のチェックバルブを外周支持状態で、該撓みバルブの外周と該チェックバルブの内周の一部が該撓みバルブを上油溜室の側に位置させる重なり状態で重なるように設け、撓みバルブを背面支持し、作動油が一定の流速に達したときに該撓みバルブを開弁させる第1スプリングを設けるとともに、チェックバルブを背面支持する第2スプリングを設け、撓みバルブとチェックバルブの重なり部に微小隙間を設けたことを特徴とする自動二輪車等のフロントフォーク。
IPC (3件):
F16F 9/32 ,  B62K 25/08 ,  F16F 9/34
FI (3件):
B62K 25/08 C ,  F16F 9/34 ,  F16F 9/32 C
Fターム (9件):
3D014DD02 ,  3D014DD03 ,  3D014DE08 ,  3D014DE13 ,  3J069AA46 ,  3J069CC03 ,  3J069CC13 ,  3J069DD50 ,  3J069EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 減衰バルブ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-297510   出願人:カヤバ工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 減衰バルブ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-297510   出願人:カヤバ工業株式会社

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