特許
J-GLOBAL ID:200903069787236117

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星宮 勝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-252537
公開番号(公開出願番号):特開2001-076313
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 トラック幅とスロートハイトを精度よく規定し、磁路長の縮小を可能にし、記録すべき領域以外の領域へのデータの書き込みおよび磁路の途中における磁束の飽和を防止する。【解決手段】 記録ヘッドは、記録ギャップ層10を介して互いに対向する磁極部分を含む下部磁極層8および上部磁極層11と、一部がこれらの間を通過し、上部磁極層11を中心にして螺旋状に巻回された薄膜コイル13とを有している。上部磁極層11は磁極部分層11aとヨーク部分層11cを有している。薄膜コイル13の一部は磁極部分層11aの側方に配置されている。磁極部分層11aはトラック部11a1と連結部11a2と接触部11a3を有している。接触部11a3は枝部11a31,11a32を含み、これらの間にスロートハイト規定端部11a4が形成されている。
請求項(抜粋):
互いに磁気的に連結され、記録媒体に対向する媒体対向面側において互いに対向する磁極部分を含み、それぞれ少なくとも1つの層からなる第1および第2の磁性層と、前記第1の磁性層の磁極部分と前記第2の磁性層の磁極部分との間に設けられたギャップ層と、前記第1および第2の磁性層に対して絶縁された状態で、一部が前記第1および第2の磁性層の間を通過し、且つ少なくとも一方の磁性層を中心にして螺旋状に巻回された薄膜コイルとを備え、一方の磁性層は、一方の面が前記ギャップ層に隣接し、磁極部分を形成する磁極部分層と、前記磁極部分層の他方の面に接続され、ヨーク部分を形成するヨーク部分層とを有し、前記薄膜コイルの一部は、前記磁極部分層の側方に配置され、前記ヨーク部分層の媒体対向面側の端面は、媒体対向面から離れた位置に配置され、前記磁極部分層は、トラック幅を規定するトラック部と、前記ヨーク部分層と直接または間接的に接触する接触部と、前記トラック部と前記接触部とを連結する連結部とを有し、前記接触部は、前記連結部より分岐された複数の枝部を含み、複数の枝部の間の位置における前記連結部の媒体対向面とは反対側の端部によってスロートハイトが規定されることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Fターム (9件):
5D033BA07 ,  5D033BA08 ,  5D033BA13 ,  5D033BA21 ,  5D033BA35 ,  5D033BA41 ,  5D033BB21 ,  5D033CA01 ,  5D033DA31
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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