特許

J-GLOBAL ID：200903069794081943

汚染土壌の洗浄方法及び洗浄装置

発明者： 毛利 光男
出願人/特許権者： 清水建設株式会社
代理人 (4件)： 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-305570
公開番号（公開出願番号）：特開2006-116397
出願日： 2004年10月20日
公開日（公表日）： 2006年05月11日
要約：

【課題】 土砂表面に強固に付着している汚染物質を剥離・分離し、洗浄処理土の品質の向上した汚染土壌の洗浄方法・洗浄装置を提供。【解決手段】 有害な汚染物質を含有する汚染土壌を洗浄し洗浄処理土と汚染物質の濃縮した濃縮残渣とに分離、洗浄処理土を再利用、濃縮残渣を回収処理に供する汚染土壌の洗浄方法:汚染土壌に水を添加、湿式ふるい分級処理して礫・粗砂を分離してスラリー状の土砂とする工程、スラリー状の土砂に分散剤を添加して混合・攪拌、汚染物質を土砂表面から剥離する工程、スラリー状の土砂をハイドロサイクロン処理して砂・細砂と汚染物質を含む細粒子とに分級処理する工程、分級処理した砂・細砂を重力式分離処理し金属汚染物質を分離する工程、砂・細砂を脱水処理する工程を経て洗浄処理土を得る:分離した細粒子を凝集沈殿し沈殿汚泥と水とに分離する工程、沈殿汚泥を脱水処理、濃縮残渣と水とに分離する工程を経て濃縮残渣を得る。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

有害な汚染物質を含有する汚染土壌を洗浄し、洗浄処理土と前記汚染物質の濃縮した濃縮残渣とに分離し、前記洗浄処理土を再利用に供し、前記濃縮残渣を回収処理に供する汚染土壌の洗浄方法であって、 前記汚染土壌に水を添加し、湿式ふるい分級処理して礫・粗砂を分離して、スラリー状の土砂とする工程(A-1)と、 このスラリー状の土砂に分散剤を添加して混合・攪拌し、汚染物質を土砂表面から剥離する工程(A-2)と、 このスラリー状の土砂を、ハイドロサイクロン処理して砂・細砂と、汚染物質を含む細粒子とに分級処理する工程(A-3)と、 分級処理した前記砂・細砂を重力式分離処理して、さらに金属汚染物質を分離する工程(A-6)と、 この砂・細砂を脱水処理する工程(A-7)とを経て、前記洗浄処理土を得ると共に、 前記工程(A-3)で分離した前記細粒子を凝集沈殿して、沈殿汚泥と水とに分離する工程(B-1)と、 この沈殿汚泥を脱水処理し、前記濃縮残渣と水とに分離する工程(B-2)とを経て、前記濃縮残渣を得ることを特徴とする汚染土壌の洗浄方法。

IPC (6件)：

B09C 1/00 ,  B01D 21/01 ,  B01D 21/02 ,  B01D 21/26 ,  B01D 25/12 ,  C02F 11/12

FI (6件)：

B09B5/00 S ,  B01D21/01 C ,  B01D21/02 N ,  B01D21/26 ,  B01D25/12 A ,  C02F11/12 D

Fターム (26件)：

4D004AA41 ,  4D004AB02 ,  4D004AB03 ,  4D004AB05 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004CA10 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA40 ,  4D004CA41 ,  4D004CB02 ,  4D004CB15 ,  4D004CB27 ,  4D004CC03 ,  4D018AA17 ,  4D018CC02 ,  4D018CC03 ,  4D018CC05 ,  4D059AA09 ,  4D059AA10 ,  4D059AA11 ,  4D059AA17 ,  4D059BE15 ,  4D059BE37 ,  4D059BE54

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 汚染粒状物質の処理方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-147982   出願人：ウエスチングハウス・エレクトリック・コーポレイション
• 土壌中の非揮発性汚染物質の除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-027054   出願人：環境エンジニアリング株式会社
• 土壌からの重金属類の回収方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-200703   出願人：同和鉱業株式会社