特許
J-GLOBAL ID:200903069799676252

インクジェットプリンタのキャッピング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139512
公開番号(公開出願番号):特開平10-329327
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 キャッピング位置にてキャップを記録ヘッドのインク吐出口に完全密着して覆うのに要するキャリッジの移動距離を最短にすることで、装置の大型化を抑え、製造コストを低減させる。【解決手段】 キャリッジ1のストローク途中のキャッピング位置で記録ヘッド3のインク吐出口面5をキャップ15で覆って保護するにあたり、キャリッジ1側に原動カム部材4を設け、移動してきた原動カム部材4に臨む位置のキャッピング位置に、キャッピング機構10のメインベース11が配置されている。メインベース11にはL字形レバー状の従動カム部材13が梃子揺動が可能に支持され、移動してきた原動カム部材4から当接力を受けて梃子運動を行う。また、メインベース11には、弾性体のキャップ15がキャップホルダを介して担持され、従動カム部材13の梃子運動を受けてインク吐出口面5に弾性密着して覆う方向へ移動する。キャップ15は縦方向のストロークより横方向のストロークが短い移動で斜め上方向に最短で上昇し、キャリッジ1の移動距離も短小ですむ。
請求項(抜粋):
所定ストロークで往復動するキャリッジに記録ヘッドが搭載され、ストローク途中の所定のキャッピング位置で前記記録ヘッドのインク吐出口を覆って保護するためのインクジェットプリンタのキャッピング機構であって、前記キャリッジの記録ヘッド近傍に設けられた原動カム部材と、この移動してきた原動カム部材に臨めるよう前記キャッピング位置に配置された本体ベースと、この本体ベースに梃子揺動が可能に支持され、移動してきた前記原動カム部材から当接力を受けて梃子運動を行う従動カム部材と、さらにその本体ベースにキャップホルダを介して担持され、前記従動カム部材の梃子運動を受けて前記インク吐出口に弾性密着して覆う方向へ移動可能な弾性体のキャップと、を備えていることを特徴とするインクジェットプリンタのキャッピング機構。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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