特許
J-GLOBAL ID:200903069823092640

微細粒フェライト組織を有する鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-271724
公開番号(公開出願番号):特開2001-098322
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】低炭素鋼または低炭素合金鋼により、強度と靱性および延性がすぐれた平均結晶径が極めて微細であるフェライト組織鋼の製造方法の提供。【解決手段】重量%にて、C:0.05〜0.3%とMn:0.5〜3%を含む鋼、またはC:0.05〜0.3%、Mn:0.5〜3%、Si:0.01〜0.3%、Nb:0〜0.05%、Ti:0〜0.05%、V:0〜0.08%、Cr:0〜1%およびMo:0〜1%を含む鋼を、Ac3点以上の温度から5°C/s以上100°C/s未満の冷却速度にて冷却して650°C以下とし、これと低温相が析出を開始する温度までの温度範囲で、加工開始に対する加工終了の断面積減少率が60%以上の加工を、1パスまたは1パス当たり少なくとも30%以上の多パスにて施し、その後空冷またはそれ以上の冷却速度にて400°C以下の温度にまで冷却する。
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.05〜0.3%とMn:0.5〜3%を含み、残部が実質的にFeからなる組成の鋼を、Ac3点以上の温度から5°C/s以上100°C/s未満の冷却速度にて冷却して650°C以下とし、フェライト相、ベイナイト相、またはマルテンサイト相のような低温相が析出を開始する温度までの温度範囲で、加工開始に対する加工終了の断面積減少率が60%以上の加工を、1パスまたは1パス当たり30%以上の多パスにて施し、その後空冷またはそれ以上の冷却速度にて400°C以下の温度にまで冷却することを特徴とする微細粒フェライト組織を有する鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/38
Fターム (20件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CB01 ,  4K032CB02 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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