特許
J-GLOBAL ID:200903069851422639

エチレン/α-オレフィン共重合体での熱可塑性物質の耐衝撃性改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  大森 規雄 ,  鈴木 康仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-502126
公開番号(公開出願番号):特表2008-545018
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2008年12月11日
要約:
【課題】 より進んだ、費用効果の高いポリマーが、引き続き必要とされている。【解決手段】 良好な耐衝撃性能を有する組成物を熱可塑性物質(例えば、ポリプロピレンまたはHDPEなどのポリオレフィン)およびエチレンマルチブロックコポリマーから作製することができる。本組成物は、容易に成形することができ、そして多くの場合、例えば自動車の計器盤、部品および他の家庭用品を作製する際に、特に有用である。【選択図】 図13
請求項(抜粋):
A)熱可塑性ポリマー組成物、および B)耐衝撃性改良量のエチレン/α-オレフィン共重合体 を含む組成物であって、前記エチレン/α-オレフィン共重合体が、 (a)約1.7から約3.5のMw/Mn、少なくとも1つの融点Tm(°C)、および密度d(g/cm3)を有し、前記Tmおよびdの数値が、 Tm>-2002.9+4538.5(d)-2422.2(d)2 の関係に相当する;または (b)約1.7から約3.5のMw/Mnを有し、ならびに融解熱ΔH(J/g)、および最高のDSCピークと最高のCRYSTAFピークの間の温度差として規定されるデルタ量ΔT(°C)によって特徴付けられ、 前記ΔTおよびΔHの数値が、以下の関係: ΔHがゼロより大きく、130J/gまでの値を有する場合、ΔT>-0.1299(ΔH)+62.81、 ΔHが130J/gより大きい場合、ΔT>48°C を有し、ならびに 前記CRYSTAFピークが、累積ポリマーのうちの少なくとも5パーセントを用いて決定され、そしてこのポリマーの5パーセント未満が特定可能なCRYSTAFピークを有するならば、CRYSTAF温度が30°Cである;または (c)エチレン/α-オレフィン共重合体の圧縮成形フィルムで測定された、300パーセントのひずみかつ1サイクルでの弾性回復率Re(%)を有し、および密度d(g/cm3)によって特徴付けられ、前記Reおよびdの数値が、そのエチレン/α-オレフィン共重合体が実質的に架橋相を有さない場合、以下の関係: Re>1481-1629(d) を満たす;または (d)TREFを用いて分画される場合、40°Cと130°Cとの間で溶出する分子画分を有し、この同じ温度間で溶出する比較対象となるランダムエチレン共重合体画分のコモノマーモル含量より少なくとも5パーセント高いコモノマーモル含量を有するという点で特徴付けられ、この比較対象となるランダムエチレン共重合体が、同じコモノマー(単数または複数)を有し、かつこのエチレン/α-オレフィン共重合体のものの10パーセント内のコモノマーモル含量(ポリマー全体に基づく)、メルトインデックス、及び密度を有する、 組成物。
IPC (3件):
C08L 101/00 ,  C08L 23/08 ,  C08F 297/08
FI (3件):
C08L101/00 ,  C08L23/08 ,  C08F297/08
Fターム (32件):
4J002BB031 ,  4J002BB052 ,  4J002BB121 ,  4J002BB152 ,  4J002BC031 ,  4J002BD051 ,  4J002BP002 ,  4J002BP032 ,  4J002CB001 ,  4J002CF031 ,  4J002CG011 ,  4J002CK021 ,  4J002CL001 ,  4J002CN031 ,  4J002FD010 ,  4J002FD070 ,  4J002FD090 ,  4J002FD202 ,  4J002FD330 ,  4J026HA02 ,  4J026HA03 ,  4J026HA20 ,  4J026HA27 ,  4J026HA32 ,  4J026HA39 ,  4J026HB02 ,  4J026HB03 ,  4J026HB20 ,  4J026HB27 ,  4J026HB32 ,  4J026HB39 ,  4J026HE06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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