特許
J-GLOBAL ID:200903069888540127

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058155
公開番号(公開出願番号):特開平10-250560
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキシステムに生じた異常をその程度に応じて区別して警報を発生させる。【解決手段】 外部液圧供給源とホイールシリンダとの間に液圧制御弁を設ける。ブレーキペダルの操作量に応じて液圧制御弁の駆動を制御して外部液圧供給源からホイールシリンダへ作用する制動液圧を制御する制御装置ECUを設ける。ブレーキシステムの異常を、その程度に応じて区別し、倍力機能の作動に問題がない場合のブレーキシステムの異常時に、フェイルセーフ弁をオン・オフしてマスターシリンダの作動液を脈動させてブレーキペダルを変動させることにより、ブレーキシステムの異常をドライバーへ知らせる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの操作によって液圧を発生するマスターシリンダと、マスターシリンダより高い液圧を発生する外部液圧供給源と、この外部液圧供給源と各車輪のホイールシリンダとの間に設けられた液圧制御弁と、前記ブレーキペダルの操作量に応じてマスターシリンダ圧よりも高い目標液圧を求めこの目標液圧を前記ホイールシリンダへ供給する倍力機能の作動、あるいは車輪の速度、路面、車体の挙動等の状況に応じた目標液圧を求めこの目標液圧を前記ホイールシリンダへ供給するコントロール機能の作動を行わせるべく、前記液圧制御弁の駆動を制御して前記外部液圧供給源から前記ホイールシリンダへ作用する制動液圧を制御する制御装置と、前記液圧制御弁を介して前記外部液圧供給源から前記ホイールシリンダへ送り込まれる制動液圧に不具合が生じた際に、前記ホイールシリンダへ通じる流路をそれぞれ前記液圧制御弁から前記マスターシリンダへ切り換えるフェイルセーフ弁とを具備するブレーキシステムにおいて、このブレーキシステムに異常が生じた際に、この異常を、前記倍力機能の作動及びその他のコントロール機能の作動を禁止させる必要のある異常と、前記倍力機能の作動以外のその他のコントロール機能の作動のみを禁止させる必要のある異常と、これら倍力機能の作動及びその他のコントロール機能の作動の全てを許可させる異常とに区別して報知することを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両の自動制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-262241   出願人:マツダ株式会社
  • 特開昭61-041666
  • 特開昭61-041666

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