特許
J-GLOBAL ID:200903069922958918

液冷式内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-321304
公開番号(公開出願番号):特開2006-161806
出願日: 2005年11月04日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】エンジン負荷に応じてヘッド部12を有効に冷却する。【解決手段】ラジエータ20とサーモスタット40との間の還流路22から分岐して冷却液をヘッド部12に供給するヘッド部優先冷却回路61と、ここに設けられ、第1ポンプ50とは独立して作動して冷却液を循環させる第2ポンプ60とを設けるとともに、エンジン制御装置70によって第2ポンプ60の作動を制御するようにしている。 これは、燃料が燃焼する部位であり、燃焼熱によって加熱されるヘッド部12を、エンジン負荷に応じて冷却を行うことに着目したものであり、ラジエータ20を通過した冷却液を、サーモスタット40を迂回させてヘッド部12へ優先的に直接供給するヘッド部優先冷却回路61を設けるとともに、そこに配した電動の第2ポンプ60を、エンジン制御装置70がエンジン負荷に応じて作動させることでヘッド部12の冷却性改善を図るものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液冷式内燃機関(10)を冷却する冷却液を空気と熱交換することによって冷却するラジエータ(20)と、 前記液冷式内燃機関(10)のヘッド部(12)より流出する冷却液を前記ラジエータ(20)に導入する導入路(21)と、 前記ラジエータ(20)によって熱交換された冷却液を前記液冷式内燃機関(10)のブロック部(11)に還流させる還流路(22)と、 前記導入路(21)と前記還流路(22)とを結び前記ラジエータ(20)に向う冷却液をバイパスさせるバイパス路(23)と、 前記バイパス路(23)と前記還流路(22)との合流部に配され、前記導入路(21)を流通する冷却液の流量と前記バイパス路(23)を流通する冷却液の流量とを調節して前記ブロック部(11)に還流する冷却液の温度を制御する水温制御手段(40)と、 前記水温制御手段(40)の流出側に配され、前記液冷式内燃機関(10)の回転に応じて作動して冷却液を循環させる第1循環手段(50)と、 前記液冷式内燃機関(10)に関する作動を制御する制御手段(70)とを備える液冷式内燃機関の冷却装置において、 前記ラジエータ(20)と前記水温制御手段(40)との間の前記還流路(22)から分岐して冷却液を前記ヘッド部(12)に供給するヘッド部優先冷却回路(61)と、 前記ヘッド部優先冷却回路(61)に設けられ、前記第1循環手段(50)とは独立して作動して冷却液を循環させる第2循環手段(60)とを設けるとともに、 前記制御手段(70)によって前記第2循環手段(60)の作動を制御することを特徴とする液冷式内燃機関の冷却装置。
IPC (5件):
F01P 3/02 ,  F01P 7/16 ,  F01P 7/04 ,  F01P 3/04 ,  F01P 3/18
FI (6件):
F01P3/02 P ,  F01P7/16 505E ,  F01P7/04 N ,  F01P7/16 505B ,  F01P3/04 J ,  F01P3/18 V
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第2767995号明細書
  • 液冷式内燃機関の冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-214492   出願人:株式会社デンソー
  • 流量調整弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-266576   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 日本電装株式会社

前のページに戻る