特許
J-GLOBAL ID:200903069963372030

建築構造物の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027104
公開番号(公開出願番号):特開平10-220062
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の制振構造に採用されるダンパーは建築構造物内における設置位置が限定される場合が多く、建築構造物の構造計画や建築計画に支障をきたすといった問題があった。【解決手段】 一方の構成部材20には一対のチャンネル材21がウェブ21bを対面させつつ離間させた状態で配設されるとともに、離間したウェブ21b間に複数のプレート22がそれぞれ間隙を設けて配設され、他方の構成部材30には、同様に複数のプレート32がそれぞれ間隙を設けて配設され、双方のプレート22、32が互い違いに重なり合うように組み合わされて配置されるとともに、各プレート22、32間に設けられた間隙に粘弾性体40が介装されることによって粘弾性体40とプレート22、32との積層部41が構成されているダンパー10が、建築構造物の架構内の架設されたブレース1に一体に組み込まれた制振構造を採用する。
請求項(抜粋):
建築構造物の架構内の離間した2点間を結ぶ軸線方向に沿って架設された支持部材に制振装置が一体に組み込まれた建築構造物の制振構造であって、前記制振装置は、前記軸線方向に沿って配置されている2個の構成部材を有し、一方の構成部材には、軸線方向に沿って一対のチャンネル材がそれぞれのフランジ部を互いに外方に向けウェブを対面させつつ離間させた状態で配設されるとともに、離間したウェブ間に複数のプレートがそれぞれ間隙を設けて配設され、他方の構成部材には、同様に複数のプレートがそれぞれ間隙を設けて配設され、一方の構成部材に配設された複数のプレートと他方の構成部材に配設された複数のプレートとが互い違いに重なり合うように組み合わされて配置されるとともに、各プレート間に設けられた間隙に粘弾性体が介装されることによって当該制振装置の中央に粘弾性体とプレートとの積層部が構成されていることを特徴とする建築構造物の制振構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 15/04
FI (3件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 15/04 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 建造物の振動抑制装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206098   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開平3-247870
  • 特開平3-247870

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