特許
J-GLOBAL ID:200903070024136179

多円弧フォイル流体軸受及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今崎 一司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-086620
公開番号(公開出願番号):特開2008-241015
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】 起動時の摩擦・摩耗の増大や負荷容量の低下しない良好な流体潤滑膜によってジャーナルを支承することができる多円弧フォイル流体軸受を提供する。【解決手段】 隣り合う頂点部44を連結することにより形成される円弧面部45の全長が軸受保持部材30側に膨出した形状となるようにしたので、フォイル40の軸受摺動面を構成する円弧面部45に従来のように変曲点が形成されないため、起動時にジャーナル20が強く接触する部分が解消されており、摩擦・摩耗の増大や流体軸受の負荷容量低下を抑制することができる。また、回転時における大きな隙間部51を構成する頂点部44から小さな隙間部52まで良好な末狭まりの楔形状を形成することができるので流体潤滑膜が形成され易く軸受の負荷容量を大きくすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ジャーナルの外周を空隙を介して囲む軸受保持部材と、前記空隙に配置されて前記ジャーナルと対向する軸受摺動面を構成し且つ複数個の頂点部と該複数個の頂点部の隣り合う頂点部を連結することにより形成される複数個の円弧面部とを有する多円弧の閉ループ形状のフォイルと、該フォイルと対向する前記軸受保持部材との空隙に充填された粘弾性体又は弾性体又は粘弾性体と弾性体の複合体と、から構成され、前記ジャーナルと前記軸受摺動面との相対回転により形成される流体潤滑膜によってジャーナルを支持する多円弧フォイル流体軸受において、 前記隣り合う頂点部を連結することにより形成される円弧面部の全長が前記軸受保持部材側に膨出した形状となるようにしたことを特徴とする多円弧フォイル流体軸受。
IPC (3件):
F16C 33/10 ,  F16C 27/02 ,  F16C 33/14
FI (3件):
F16C33/10 Z ,  F16C27/02 A ,  F16C33/14 Z
Fターム (17件):
3J011AA07 ,  3J011BA02 ,  3J011CA04 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011LA04 ,  3J011MA02 ,  3J011SB02 ,  3J011SB03 ,  3J011SB04 ,  3J011SC05 ,  3J012AB12 ,  3J012BB01 ,  3J012DB07 ,  3J012DB13 ,  3J012EB07 ,  3J012FB01
引用特許:
出願人引用 (1件)

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