特許
J-GLOBAL ID:200903070065945103

スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-087734
公開番号(公開出願番号):特開2004-293684
出願日: 2003年03月27日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】スラスト軸受の低フリクション化を一層促進するスラスト軸受を提供する。【解決手段】摺動面2に円周方向所定間隔で複数の潤滑溝3を形成してなるスラスト軸受において、相手摺動部材4の相対回転方向Sに対し潤滑溝3前方の溝肩に溝側始点32aの深さをd2とするとともに摺動面2に滑らかに連なる曲面32を形成し、曲面32の始点32aの角部に溝側端部35aの深さをd3とするとともにもう一つの曲面36よりなる潤滑油の入口部35を形成し、潤滑溝3の深さ寸法をdとしてd>d3>d2を充足し、かつ動圧発生用曲面32の始点32aおよび終点32bを結んだ線mと摺動面2とがなす角度をθ1、入口部35の溝側端部35aおよび動圧発生用曲面32の終点32bを結んだ線nと摺動面2とがなす角度をθとしてθ1<θ<45°を充足するスラスト軸受。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
摺動面(2)に円周方向所定間隔で複数の潤滑溝(3)を形成してなるスラスト軸受(1)において、 相手摺動部材(4)の相対回転方向(S)に対して前記潤滑溝(3)の前方となる側の溝肩に、溝側の始点(32a)の深さ寸法をd2とするとともに前記摺動面(2)に滑らかに連なる動圧発生用の曲面(32)を形成し、前記動圧発生用の曲面(32)の始点(32a)の角部に、溝側端部(35a)の深さ寸法をd3とするとともにもう一つの曲面(36)、または面取り部(39)を含む滑らかな曲面(38)よりなる潤滑油の入口部(35)を形成し、前記潤滑溝(3)の深さ寸法をdとして、 d>d3>d2 の関係を充足し、かつ前記動圧発生用の曲面(32)の始点(32a)および終点(32b)を結んだ線(m)と前記摺動面(2)とがなす角度をθ1、前記入口部(35)の溝側端部(35a)および前記動圧発生用の曲面(32)の終点(32b)を結んだ線(n)と前記摺動面(2)とがなす角度をθとして、 θ1<θ<45° の関係を充足することを特徴とするスラスト軸受。
IPC (1件):
F16C17/04
FI (1件):
F16C17/04 A
Fターム (5件):
3J011BA08 ,  3J011CA02 ,  3J011CA04 ,  3J011KA03 ,  3J011MA08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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