特許
J-GLOBAL ID:200903070094290280

写真フイルムパトローネ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010385
公開番号(公開出願番号):特開平8-314069
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【課題】 無理抜きを行ってアンダーカットとなるリップに変形等が生じない形状にするとともに、高温環境下での耐久性を向上させる。【解決手段】 写真フイルムパトローネ部品であるスプール軸の両端には、薄肉円板状のフランジ20が取り付けられる。フランジ20の外周には、写真フイルムの巻き緩みを防止するためのリップ21が突出して成形されている。このリップ21は、写真フイルムとの摩擦抵抗を減らすために、内周面21aの根元が写真フイルムの最外周から離れるように傾斜しているため、2つ割型構成の射出成形用金型ではアンダーカットとなる。そこで、角度θ1を無理抜きが許される2〜10度の角度で傾斜させた。また、平板部20bの厚みatに対して各コーナー部20e〜20gのうち少なくとも1箇所のコーナー部の厚みを薄くすることで、曲げ弾性率の値の大きい樹脂が利用でき、高温環境下での耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
写真フイルムがロール状に巻回されるスプール軸と、このスプール軸に取り付けられる一対のフランジと、写真フイルムの最外周端部を包み込むようにフランジの少なくとも一方の外周に一体に形成され、写真フイルムの巻き緩みを規制するリップとを備えた写真フイルムパトローネにおいて、前記フランジは、射出成型で形成されているとともに、前記リップは、写真フイルムの最外周を包み込む内周面の根元側を写真フイルムの最外周から離すように2〜10度の角度で傾斜した断面形状とされており、また、肉厚が根元から先端に向かって厚く成形されていることを特徴とする写真フイルムパトローネ。
IPC (2件):
G03C 3/00 540 ,  G03C 3/00 566
FI (2件):
G03C 3/00 540 G ,  G03C 3/00 566
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 多方活栓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-052506   出願人:日本ゼオン株式会社

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