特許
J-GLOBAL ID:200903070143381360

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170667
公開番号(公開出願番号):特開平9-331678
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 交流系統に異常が発生しても、正確かつ確実な系統電圧の位相を検出し、安定に制御して電力変換器を運転継続することにある。【解決手段】 周波数基準信号132を積分して求めた角速度積分回路134の位相(θFi)を各相ごとのフーリエ変換演算回路127の三角関数演算に用い、一方、前記フーリエ変換から正相絶対値位相差演算回路128によって求めた正相電圧位相(θdi)を系統電圧の位相(θs)と角速度積分回路の位相(θFi)の位相差として、零値129との偏差を比例積分制御し、この比例積分制御131の出力と前記周波数基準信号を加算し、前記フーリエ変換の三角関数の位相に負帰還し、また、3相交流電源の異常を判断した時、位相差比例積分回路の積分項を異常時の前の値に一定に保ち、この積分項を前記周波数基準信号に加算し、系統電圧の位相を検出する。
請求項(抜粋):
3相交流電源の電圧位相に基づいて交流電源の交流電力を直流電力に変換する電力変換装置において、周波数基準信号の発生器と、この周波数基準信号から位相(θFi)を演算する角速度積分回路と、各相ごとのフーリエ変換α成分演算回路およびフーリエ変換β成分演算回路と、フーリエ変換された各相のα軸を演算する回路およびβ軸を演算する回路と、正相電圧絶対値および正相電圧位相を演算する正相絶対値位相差演算回路を有し、前記角速度積分回路の位相(θFi)を前記フーリエ変換の三角関数演算に用い、一方、前記正相電圧位相(θdi)を系統電圧の位相(θs)と前記角速度積分回路の位相(θFi)の位相差として、この位相差(θdi)と零値の偏差を比例積分制御し、この比例積分制御の出力と前記周波数基準信号を加算し、前記フーリエ変換の三角関数の位相に負帰還することを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/155 ,  H02J 3/36
FI (2件):
H02M 7/155 C ,  H02J 3/36 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る