特許
J-GLOBAL ID:200903070153704094
パルスMAG溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中井 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-105559
公開番号(公開出願番号):特開平11-285827
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 アーク力や熱衝撃(局部に瞬間的に投入される熱量)が強くなり、板厚が1[mm]未満の極薄板の溶接では溶け落ちが発生することがあり、規則正しい波形状の「うろこ状ビード」外観を得ることができない。また、ギャップの存在する突き合わせや重ね継ぎ手の溶接に対してギャップ裕度がない。【解決手段】 本発明の溶接方法は、後述する図6、図11及び図16に示すように、複数1パルス1溶滴移行又は1パルス1溶滴移行となるピーク電流値、パルス周期、パルス通電時間及びベース電流値を設定してアーク長を短くするパルス電流群と、1パルス1溶滴移行又は1パルス複数溶滴移行となるピーク電流値、パルス周期、パルス通電時間及びベース電流値を設定してアーク長を長くするパルス電流群とを周期的に繰り返すと共に、上記2つのパルス電流群のうちの一方又は両方のパルス電流群のベース電流からピーク電流までの立ち上がり時間及びパルス電流からベース電流までの立ち下がり時間を1[ms]乃至3[ms]の範囲内に設定したアーク力の弱いスプレー移行を形成する溶接方法である。
請求項(抜粋):
消耗電極を予め設定した一定のワイヤ送給速度で送給し、第1パルス電流群と第2パルス電流群とを周期的に切り換えたパルス電流を通電して溶接するパルスMAG溶接方法において、複数1パルス1溶滴移行又は1パルス1溶滴移行となるピーク電流値、パルス周期、パルス通電時間及びベース電流値を設定してアーク長を短くすると共に、ベース電流からピーク電流までの立ち上がり時間及びパルス電流からベース電流までの立ち下がり時間を1[ms]乃至3[ms]の範囲内に設定したアーク力の弱いスプレー移行を形成する第1パルス電流群と、1パルス1溶滴移行又は1パルス複数溶滴移行となるピーク電流値、パルス周期、パルス通電時間及びベース電流値を設定してアーク長を長くすると共に、ベース電流からピーク電流までの立ち上がり時間及びパルス電流からベース電流までの立ち下がり時間を極短時間の矩形波パルスとしたアーク力の強いスプレー移行を形成する第2パルス電流群とを周期的に繰り返すパルスMAG溶接方法。
IPC (4件):
B23K 9/173
, B23K 9/09
, B23K 9/23
, H02M 9/00
FI (4件):
B23K 9/173 C
, B23K 9/09
, B23K 9/23 F
, H02M 9/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-333368
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消耗電極式パルスアーク溶接機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-149232
出願人:松下電器産業株式会社
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特開昭63-126674
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