特許
J-GLOBAL ID:200903070212465520

トルク変動吸収ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-274208
公開番号(公開出願番号):特開2004-108528
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】トルクを伝達する弾性体の十分な耐久性を確保することが可能で、かつ安価なトルク変動吸収ダンパを提供する。【解決手段】カップリング部Bにおける第二弾性体5が、環状質量体2の外向き鍔部22bとプーリ4の内向き鍔部42cを軸方向に連結しているため、径方向のサイズを大きく取れないような場合でも、第二弾性体5の十分な連結方向肉厚を確保して、その耐久性を向上させることができ、あるいは、当該ダンパ全体の小型化及び軽量化を図ることができる。プーリ4に設けられ互いに軸方向に並んだ一対の内向き鍔部41b,42cが、環状質量体2のプーリ受け部21b,21cを軸方向両側からベアリング6,7を介して挟み込んでいるため、プーリ4の軸方向挙動が両側から規制されて安定し、しかも、第二弾性体5が万一破損した時のプーリ4の脱落を確実に防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転軸に取り付けられるハブ(1)の外周に第一弾性体(3)を介して環状質量体(2)を弾性的に連結した動的吸振部(A)と、前記環状質量体(2)に相対回転可能に支持されたプーリ(4)と前記環状質量体(2)とを第二弾性体(5)を介して弾性的に連結したカップリング部(B)とを備え、前記環状質量体(2)がプーリ受け部(21b,21c)と外向き鍔部(22b)とを有し、前記プーリ(4)が互いに軸方向に並んだ一対の内向き鍔部(41b,42c)を有し、前記第二弾性体(5)が前記環状質量体(2)の一方の外向き鍔部(22b)とこれに軸方向に対向する前記プーリ(4)の一方の内向き鍔部(42c)との間に設けられ、前記環状質量体(2)のプーリ受け部(21b,21c)が、前記プーリ(4)の一対の内向き鍔部(41b,42c)で軸方向両側からベアリング(6,7)を介して挟み込まれたことを特徴とするトルク変動吸収ダンパ。
IPC (2件):
F16F15/126 ,  F16H55/36
FI (2件):
F16F15/126 B ,  F16H55/36 H
Fターム (5件):
3J031AA04 ,  3J031BA03 ,  3J031BC03 ,  3J031BC07 ,  3J031CA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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