特許
J-GLOBAL ID:200903073000845127

アイソレーション・ダンパプーリ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-340830
公開番号(公開出願番号):特開2001-159448
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジンの始動からアイドル回転数までの間に存在するアイソレーションプーリ部の共振ピークを低減して、補機との間に掛け渡されたベルトがプーリ溝から外れるなどの不具合を防ぐことができるアイソレーション・ダンパプーリの提供にある。【解決手段】 円筒部15Aにはプーリ溝が切られ、蓋部15Bには2個の離間した突起を設けたプーリ部15と、リング状の支持部材17と、蓋部15Bと支持部材17との間に固着した弾性体16とを備えたプーリ部14と、円筒部15Aとイナーシャ12との間に設けたジャーナルベアリング19と、フランジ部18Aに2個の透穴を設けた取付け用ストッパ18と、蓋部15Bとフランジ部18Aとの間に回転可能に摺接したスラストベアリング20とから構成し、フランジ部18Aの透穴に蓋部15Bの突起を所望の範囲で相対的に回動可能に係合したものである。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸に固着する円筒状のボス部、内周面がこのボス部の外周面に固定したリング状の連結部、および内周面がこの連結部の外周面に固定した円筒状のハブ部を備えたセンターハブと、このハブ部の外周側に所望の間隙を持って同軸上の配置した一部円筒状のイナーシャと、このセンターハブの円筒状のハブ部とこの一部円筒状のイナーシャとの間隙に固着したゴムなどの弾性体とを備えた捩り振動防止用ダンパ部と、局部断面がL字形の円筒蓋状に形成され、円筒部および蓋部を備え、この円筒部の外周面にプーリ溝が切られ、この蓋部の一方の側面に少なくとも1個の突起を設けたプーリ部と、局部断面がL字またはくの字に形成したリング状の支持部材と、上記プーリ部の蓋部の他方の側面と上記リング状の支持部材との間に固着した円筒状の弾性体とを備えたアイソレーションプーリ部と、上記一部円筒状のイナーシャの外周面と上記プーリ部の円筒部の内周面との間に摺接したジャーナルベアリングと、フランジ部を備え、このフランジ部に少なくとも1個の円弧状の透穴を設けた取付け用ストッパとから構成し、上記取付け用ストッパのフランジ部に設けた円弧状の透穴に上記プーリ部の蓋部の突起を所望の範囲で相対的に回動可能に係合したアイソレーション・ダンパプーリにおいて、上記アイソレーションプーリ部のプーリ部の蓋部の側面と上記取付け用ストッパのフランジ部との間に回転可能に摺接したスラストベアリングを設けたことを特徴とするアイソレーション・ダンパプーリ。
IPC (2件):
F16F 15/126 ,  F16H 55/36
FI (2件):
F16F 15/126 C ,  F16H 55/36 H
Fターム (3件):
3J031AA04 ,  3J031BC10 ,  3J031CA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 駆動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-524780   出願人:シンプスンインターナショナル(ユーケイ)リミテッド
  • 特開昭63-111341
  • 特開昭63-111341
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