特許
J-GLOBAL ID:200903070223293089

緩衝相間移動触媒法を用いるイオウ含有有機ケイ素化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  醍醐 美知子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-508954
公開番号(公開出願番号):特表2005-505512
出願日: 2002年05月13日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
式:(RO)3-mRmSi-Alk-Sn-Alk-SiRm(OR)3-m(式中、Rは独立して炭素原子1〜12個の一価炭化水素であり、Alkは炭素原子1〜18個の二価炭化水素であり、mは0〜2の整数であり、nは1〜8の数である)を有するイオウ含有有機ケイ素化合物の相間移動触媒法に基づく製造方法が開示される。本方法は、緩衝剤を含有する水相および相間移動触媒の存在下で、(A)式M2SnまたはMHS(式中、Hは水素であり、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、nは上記と同様である)を有するスルフィド化合物を、(B)式:(RO)3-mRmSi-Alk-X(式中、XはCl、BrまたはIであり、mは上記と同様である)を有するシラン化合物および任意に(C)イオウと反応させることを含む。本発明の改良は、水相へ緩衝剤を添加すること特徴とし、イオウ含有有機ケイ素化合物のゲル化を最小限にするか又は防止する。本発明は、水相のpHを制御することによるイオウ含有有機ケイ素化合物の製造方法も教示する。
請求項(抜粋):
式:(RO)3-mRmSi-Alk-Sn-Alk-SiRm(OR)3-m (式中、Rは独立して炭素原子1〜12個の一価炭化水素であり、Alkは炭素原子1〜18個の二価炭化水素であり、mは0〜2の整数であり、nは1〜8の数である)を有する有機ケイ素化合物の製造方法において、 緩衝剤を含有する水相および相間移動触媒の存在下で、 (A)式M2SnまたはMHS (式中、Hは水素であり、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、nは上記と同様である)を有するスルフィド化合物を (B)式:(RO)3-mRmSi-Alk-X (式中、XはCl、BrまたはIであり、mは上記と同様である)を有するシラン化合物、および任意に (C)イオウ と反応させることを含む有機ケイ素化合物の製造方法。
IPC (1件):
C07F7/18
FI (1件):
C07F7/18 W
Fターム (19件):
4H039CA92 ,  4H039CG90 ,  4H049VN01 ,  4H049VP02 ,  4H049VQ21 ,  4H049VQ49 ,  4H049VR21 ,  4H049VR22 ,  4H049VR23 ,  4H049VR41 ,  4H049VR42 ,  4H049VR43 ,  4H049VS12 ,  4H049VS13 ,  4H049VS14 ,  4H049VS21 ,  4H049VT48 ,  4H049VU17 ,  4H049VV20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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