特許
J-GLOBAL ID:200903070242729505

オートテンショナの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-035000
公開番号(公開出願番号):特開2003-240073
出願日: 2002年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】エンジン1の補機駆動システムにおけるベルト13の張力を自動的に調整するオートテンショナにおいて、そのアーム18の振動を抑制して異音の発生やベルト13の寿命低下を防止する。【解決手段】オートテンショナ16のダンパ24は、磁気粘性流体MRFの粘性抵抗によりアーム18の振動を制動させるものとし、このダンパ24に励磁により磁気粘性流体MRFに磁力を付与する電磁石34を設け、エンジン回転数及びエンジン負荷に基づき、エンジン1の回転変動が所定以上に大きい運転領域として低回転低負荷領域を検出し、この運転領域では電磁石34の励磁により磁気粘性流体MRFに磁力を付与し、磁気粘性流体MRFの粘性抵抗を増大させてアーム18やベルトスパン13aの振動を制動し、ベルトのスリップや叩き音等の異音の防止化、ベルトの高寿命化を図る。
請求項(抜粋):
固定部に移動可能に支持された移動体と、該移動体に回転自在に支持され、ベルトが巻き掛けられるテンションプーリと、上記移動体をテンションプーリがベルトを押圧するように移動付勢する付勢手段とを備え、ベルト伝動システムのベルト張力を自動的に調整するようにしたオートテンショナの制御装置であって、磁気粘性流体の粘性抵抗により上記移動体の振動を制動する制振手段と、上記制振手段の磁気粘性流体に磁力を付与する磁気付与手段と、ベルト伝動システムの回転変動が所定以上に大きい運転領域を検出する回転変動検出手段と、上記回転変動検出手段によりベルト伝動システムの回転変動が所定以上に大きい運転領域が検出されたときに、上記制振手段の磁気粘性流体に磁力が付与されて上記移動体の振動が制動されるように上記磁気付与手段を制御する磁力制御手段とを備えていることを特徴とするオートテンショナの制御装置。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F16F 9/53
FI (2件):
F16H 7/12 A ,  F16F 9/53
Fターム (12件):
3J049AA01 ,  3J049BB05 ,  3J049BB13 ,  3J049BB14 ,  3J049BB26 ,  3J049BF09 ,  3J049CA02 ,  3J049CA03 ,  3J069AA50 ,  3J069BB10 ,  3J069DD25 ,  3J069EE68
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 振動絶縁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-152406   出願人:昭和電線電纜株式会社
審査官引用 (1件)
  • 振動絶縁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-152406   出願人:昭和電線電纜株式会社

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