特許
J-GLOBAL ID:200903070251448594
酸素及び二酸化炭素の精製と高濃度化処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山田 恒光
, 大塚 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-260135
公開番号(公開出願番号):特開2004-099927
出願日: 2002年09月05日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】従来より少ないエネルギーで燃焼排ガス中の酸素を高濃度化し且つ高濃度の酸素を利用して一層高濃度の二酸化炭素を回収し得る酸素及び二酸化炭素の精製と高濃度化処理方法を提供する。【解決手段】カソードとアノードの間に溶融炭酸塩の電解質板を備える分離装置8と、燃焼排ガスを生じる燃焼機関部11と、燃焼機関部11から燃焼排ガスをカソードに流す燃焼排ガス供給ライン12と、アノードから燃焼機関部11へ通じる燃焼機関部用アノード排出ライン15とを備え、カソードに流れ込んだ燃焼排ガス中の二酸化炭素及び酸素は、電気化学反応を行って炭酸イオンを生じ、炭酸イオンは、アノードに移動して二酸化炭素と酸素の高純度且つ高濃度分離ガスを生じ、高濃度分離ガスは、燃焼機関部用アノード排出ライン15を介して燃焼機関部11へ戻される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
カソードとアノードの間に溶融炭酸塩の電解質板を備える分離装置と、燃料を燃やして燃焼排ガスを生じる燃焼機関部と、該燃焼機関部から燃焼排ガスを分離装置のカソードに流す燃焼排ガス供給ラインと、前記分離装置のアノードから燃焼機関部へ通じる燃焼機関部用アノード排出ラインとを備え、
前記燃焼排ガス供給ラインからカソードに流れ込んだ燃焼排ガス中の二酸化炭素及び酸素は、
【化1】
CO2+1/2O2+2e-→CO32-
の電気化学反応を行って炭酸イオンを生じ、炭酸イオンは、電解質板を介してアノードに移動して二酸化炭素と酸素の高純度且つ高濃度分離ガスを生じ、
前記高濃度分離ガスは、燃焼機関部用アノード排出ラインを介して空気の代わりに燃焼機関部へ戻されることを特徴とする酸素及び二酸化炭素の精製と高濃度化処理方法。
IPC (4件):
C25B1/00
, B01D53/32
, B01J19/08
, C12N1/00
FI (4件):
C25B1/00 Z
, B01D53/32
, B01J19/08 A
, C12N1/00 P
Fターム (26件):
4B065AA01X
, 4B065AA57X
, 4B065AA83X
, 4B065AC20
, 4B065BB04
, 4B065CA04
, 4B065CA54
, 4G075AA03
, 4G075AA37
, 4G075AA63
, 4G075BA06
, 4G075BD14
, 4G075CA20
, 4G075CA51
, 4G075DA01
, 4G075EC21
, 4K021AA09
, 4K021BA01
, 4K021BB03
, 4K021CA01
, 4K021DB12
, 4K021DB18
, 4K021DB19
, 4K021DB40
, 4K021DB53
, 4K021DC15
引用特許: