特許
J-GLOBAL ID:200903070254016202

熱伝導材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-072111
公開番号(公開出願番号):特開2001-339019
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 良好な絶縁性を有し、かつ、熱伝導性に優れた熱伝導材の提供。【解決手段】 熱伝導材1は、基材としてのEPDM3に、大粒径の炭化ケイ素5,小粒径の炭化ケイ素7,及び大粒径の窒化ホウ素9を熱伝導フィラーとして混合している。炭化ケイ素5,7及び窒化ホウ素9は良好な熱伝導性を有する。また、炭化ケイ素5及び窒化ホウ素9の大きな粒子の隙間を炭化ケイ素7の小さな粒子が埋め、充填性が向上する。更に、炭化ケイ素7の小さな粒子が炭化ケイ素5及び窒化ホウ素9の大きな粒子の間に挟まれるため、炭化ケイ素7がコロとして作用して摩擦抵抗を低減し、充填性が一層向上する。このため、熱伝導材1は良好な熱伝導性を有する。また、絶縁性を有する窒化ホウ素9の平均粒径は大粒径の炭化ケイ素5の平均粒径と等しく、炭化ケイ素5,7の間に割り込んで導通を阻害するので、熱伝導材1は、極めて良好な絶縁性を有する。
請求項(抜粋):
流動性を有するゴムに熱伝導フィラーを充填し、混練・成形してなる熱伝導材であって、上記熱伝導フィラーとして、窒化ホウ素または窒化ケイ素の少なくともいずれか一種類と、他の熱伝導フィラーとを混合して用いたことを特徴とする熱伝導材。
IPC (4件):
H01L 23/36 ,  C08K 3/00 ,  C08L 23/16 ,  C09K 5/08
FI (4件):
C08K 3/00 ,  C08L 23/16 ,  H01L 23/36 D ,  C09K 5/00 D
引用特許:
審査官引用 (11件)
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