特許
J-GLOBAL ID:200903070267010610

相間絶縁具及びこれに用いる合成ロッドとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178128
公開番号(公開出願番号):特開平11-027910
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】相間絶縁具(相間絶縁紙)に用いる合成ロッドとして、融点が260°Cを超え、引張強度が2.0g/d以上、連結強度が1.0g/d以上、且つメタノール抽出量が0.10重量%以下、クロロフォルム抽出量が0.50重量%以下であるポリエチレン-2,6-ナフタレートからなるモノフィラメント延伸糸を用いることにより、代替フロンに好適であり、電気絶縁性を低下させず、冷媒を気化させるキャピラリー詰まりでの異物詰まりを発生させず、コストの低い相間絶縁具を提供する。【解決手段】ポリエチレン-2,6-ナフタレートを主成分とするポリマーを溶融紡糸し、40°C以上80°C以下の液体中で冷却固化した後、120-250°Cの加熱雰囲気下で2.5-6.0倍の範囲で延伸処理を行いカット糸4,5とする。打ち抜かれた厚さ30μmのポリエチレン-2,6-ナフタレートからなる2枚の2軸延伸フィルム2,3の両端よりやや内側に、前記カット糸4,5をのせて溶着接合する。
請求項(抜粋):
融点が260°Cを超える合成樹脂フィルムの少なくとも2枚を合成ロッドを用いて複数箇所で連結した相間絶縁具であって、前記合成ロッドは融点が260°Cを超える合成樹脂を主成分として構成されたモノフィラメントからなり、引張強度が2.0g/d以上、連結強度が1.0g/d以上、且つメタノール抽出量が0.10重量%以下、クロロフォルム抽出量が0.50重量%以下であることを特徴とする相間絶縁具。
IPC (3件):
H02K 15/10 ,  H02K 3/30 ,  H02K 3/34
FI (3件):
H02K 15/10 ,  H02K 3/30 ,  H02K 3/34 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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