特許
J-GLOBAL ID:200903070285001165

鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-094813
公開番号(公開出願番号):特開2007-268546
出願日: 2006年03月30日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】ザク欠陥を確実に抑制可能な鋼材の製造方法を提供する。【解決手段】所定の炭素含有量及び鋳片厚みである鋳片を、所定の鋳造速度Vc・溶鋼加熱度・比水量において複数のロール対で挟持しながら連続鋳造し、所定の最終製品厚みとする。このとき、メニスカスを基準として、前記鋳片を前記ロール対で圧下し始める地点に至るまでの距離である圧下開始メニスカス距離Ls[m]を下記式(1)で求める。また、メニスカスを基準として、前記鋳片を前記ロール対で圧下し終える地点に至るまでの距離である圧下終了メニスカス距離Lf[m]を下記式(2)で求める。前記圧下開始メニスカス距離Lsから前記圧下終了メニスカス距離Lfに至るまでの区間における圧下量X[mm]を下記式(3)で求められる範囲とする。Ls=(D/52)2×Vc・・・(1)Lf=(D/49)2×Vc・・・(2)X>0.015×D・・・(3)【選択図】図2
請求項(抜粋):
炭素含有量[wt%]が0.03〜0.60であり、鋳片厚みD[mm]が240〜310である鋳片を、 鋳造速度Vc[m/min]を0.8〜1.4とし、 溶鋼加熱度[°C]を10〜45とし、 比水量[L/kg鋼]を0.5〜1.5として複数のロール対で挟持しながら連続鋳造し、 最終製品厚み[mm]を90〜200とする鋼材の製造方法において、 メニスカスを基準として、前記鋳片を前記ロール対で圧下し始める地点に至るまでの距離である圧下開始メニスカス距離Ls[m]を下記式(1)で求め、 メニスカスを基準として、前記鋳片を前記ロール対で圧下し終える地点に至るまでの距離である圧下終了メニスカス距離Lf[m]を下記式(2)で求め、 前記圧下開始メニスカス距離Lsから前記圧下終了メニスカス距離Lfに至るまでの区間における、鋳造方向に対する前記ロール対の面間距離の、減少量X[mm]を下記式(3)で求められる範囲とする、ことを特徴とする鋼材の製造方法。 Ls=(D/52)2×Vc・・・(1) Lf=(D/49)2×Vc・・・(2) X>0.015×D・・・(3)
IPC (4件):
B22D 11/20 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/128 ,  B22D 11/124
FI (4件):
B22D11/20 C ,  B22D11/00 A ,  B22D11/128 350A ,  B22D11/124 M
Fターム (5件):
4E004KA13 ,  4E004MC07 ,  4E004MD05 ,  4E004NB01 ,  4E004NC01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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