特許
J-GLOBAL ID:200903070299320298

水和酸化鉄及び強磁性酸化鉄の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041592
公開番号(公開出願番号):特開平10-226520
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 顔料、塗料、触媒、フェライトの原料及び磁気記録媒体用磁性酸化鉄の原料等に有用な、粒度分布が非常に狭く高軸比である水和酸化鉄の製造方法と、これを原料とした塗布型磁気記録媒体に用いられる改良された強磁性酸化鉄の製造方法の提供。【解決手段】 第1鉄塩水溶液に該第1鉄塩に対して中和当量以下のアルカリ水溶液を添加して得られる水酸化第1鉄を含む懸濁液を酸化して種晶の水和酸化鉄を得た後、更にアルカリを供給、酸化して水和酸化鉄を成長させる方法において、水酸化第1鉄を酸化する前までの第1鉄塩水溶液、アルカリ水溶液、若しくは水酸化第1鉄を含む懸濁液に亜硫酸、若しくは亜硫酸塩を添加することを特徴とする水和酸化鉄、及び前記水和酸化鉄を原料とするベルトライド、マグヘマイト及びコバルト被着強磁性酸化鉄を得る。
請求項(抜粋):
第1鉄塩水溶液に該第1鉄塩に対して中和当量以下のアルカリ水溶液を添加して水酸化第1鉄を含む懸濁液とする第1工程と、上記懸濁液を酸化して種晶の水和酸化鉄を含む懸濁液とする第2工程と、上記水和酸化鉄を含む懸濁液に更にアルカリを供給、酸化して水和酸化鉄を成長させる第3工程とを含む水和酸化鉄の製造方法であって、上記第1工程において、種晶反応において中和・沈殿する第1鉄塩に対して0.1〜10mol%の亜硫酸又は亜硫酸塩を添加することを特徴とする水和酸化鉄の製造方法。
IPC (5件):
C01G 49/02 ,  C01G 49/06 ,  C01G 49/08 ,  C01G 51/00 ,  H01F 1/11
FI (5件):
C01G 49/02 A ,  C01G 49/06 B ,  C01G 49/08 A ,  C01G 51/00 B ,  H01F 1/11 N
引用特許:
審査官引用 (3件)

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