特許
J-GLOBAL ID:200903070302933689

積層コモンモードチョークコイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-207903
公開番号(公開出願番号):特開2007-027445
出願日: 2005年07月15日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 良好な高周波特性を有するとともにコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズの双方を除去することができる小型の積層コモンモードチョークコイルを得る。【解決手段】 磁性体セラミックス層11、カバー用のセラミックス層12からなるセラミックス積層体10a内に、第1コイルLaと第2コイルLbが形成されている。第1コイルLaは、セラミックス層11に形成されたコイル導体13aを、ビアホール導体14aにより直列に接続することにより螺旋状に形成されている。第2コイルLbも、コイル導体13bをビアホール導体14bにより直列に接続することにより螺旋状に形成されている。第1及び第2コイルLa,Lbのそれぞれに対応するコイル導体13a,13bは同じパターン形状、寸法を有し、両者は平行移動した状態でセラミックス層11に形成されている。第1コイルLaのコイル軸と第2コイルLbのコイル軸とは、セラミック層11の積層方向に対して垂直な方向に相互に変位している。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のセラミックス層からなる積層体内に、複数のコイル導体とこれらコイル導体を接続するビアホール導体により同一の方向を有するとともに互いに異なるコイル軸をそれぞれ有する螺旋状の第1コイル及び第2コイルが形成され、これら第1コイル及び第2コイルの両端部が前記積層体に形成された入力側外部電極のそれぞれと出力側外部電極のそれぞれに接続されてなる積層コモンモードチョークコイルであって、 前記第1コイルのコイル軸と第2コイルのコイル軸とは前記積層体の積層方向に対して垂直な方向に相互に変位しており、 前記第1コイル及び第2コイルはそのコイル軸の方向から見て相互に重なる重なり部分を有し、 前記第1コイル及び第2コイルは互いに対応するコイル導体が該コイル導体の長手方向に重ならないように前記積層体の積層方向に対して垂直な方向に相互に変位して形成されていること、 を特徴とする積層コモンモードチョークコイル。
IPC (3件):
H01F 17/00 ,  H01F 27/28 ,  H01F 37/00
FI (4件):
H01F17/00 D ,  H01F27/28 K ,  H01F37/00 D ,  H01F37/00 N
Fターム (5件):
5E043BA01 ,  5E070AB01 ,  5E070AB07 ,  5E070CB13 ,  5E070CB17
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (9件)
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