特許
J-GLOBAL ID:200903070321257139

糖尿病の症状を治療する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-523860
公開番号(公開出願番号):特表2001-504493
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】本発明は、糖尿病患者における糖尿病の症状を治療する方法であって、任意のAGE受容体へのAGEの結合を阻害する物質を患者に治療的有効量投与して、患者の糖尿病の慢性的症状を治療することを具備する方法を提供する。
請求項(抜粋):
1 治療的有効量のsRAGEを患者に投与して、患者の糖尿病の症状を治療することを具備する糖尿病患者の糖尿病の症状を治療する方法。 2.前記症状が、異常な創傷治癒、心臓発作の症候、発作の症候、末梢血管疾患の症候、切断、腎疾患の症候、腎不全、失明、神経障害、炎症、又はインポテンスを含む請求項1の方法。 3.糖尿病患者の糖尿病の症状を治療する方法であって、任意のAGE受容体へのAGEの結合を阻害する物質を患者に治療的有効量投与して、患者の糖尿病の症状を治療することを具備する方法。 4.前記物質が、ポリペプチド、ペプチド類似物、有機分子、炭水化物、脂質、抗体、又は核酸を含む請求項3に記載の方法。 5.前記ポリペプチドが、AGEポリペプチド又はその一部、AGEポリペプチド受容体又はその一部、可溶性AGEポリペプチド受容体又はその一部を含む請求項4に記載の方法。 6.前記抗体が、抗RAGE抗体又は抗RAGEF(ab')2断片を含む請求項4の方法。 7.前記症状が、異常な創傷治癒、心臓発作の症候、発作の症候、末梢血管疾患の症候、切断、腎疾患の症候、腎不全、失明、神経障害、炎症、又はインポテンスを含む請求項3の方法。 8.前記患者が、哺乳動物である請求項3の方法。 9.前記哺乳動物が、ヒトである請求項8の方法。 10.投与が、外傷内、腹腔内、筋肉内、又は静脈内投与;注入;リポソームを介した輸送;局所、鼻腔、口腔、肛門、眼、又は耳からの輸送を含む請求項3の方法。 11.物質が毎日投与される請求項3の方法。 12.治療的有効量が、約200〜200,000ng/日/kg体重の用量を含む請求項3の方法。 13.糖尿病患者の創傷治癒を改善する方法であって、十分な量、十分な期間にわたって、あるAGE受容体へのAGEの結合を阻害する物質を患者に治療的有効量投与して、患者の創傷治癒を改善することを具備する方法。 14.前記物質が、ポリペプチド、ペプチド類似物、有機分子、炭水化物、脂質、抗体、又は核酸を含む請求項13の方法。 15.前記ポリペプチドが、AGEポリペプチド又はその一部、AGEポリペプチド受容体又はその一部、可溶性AGEポリペプチド受容体又はその一部を含む請求項14に記載の方法。 16.前記抗体が、抗RAGE抗体又はRAGE F(ab')2断片を含む請求項15の方法。 17.前記患者が、哺乳動物である請求項13の方法。 18.前記哺乳動物が、ヒトである請求項17の方法。 19.投与が、外傷内、腹腔内、筋肉内、又は静脈内投与;注入;リポソームを介した輸送;局所、鼻腔、口腔、肛門、眼、又は耳からの輸送を含む請求項13の方法。 20.前記投与が、創傷の日付近から創傷後10日付近まで毎日投与することを含む請求項13の方法。 21.前記十分な量が、約10〜500,000ng/日/kg体重を含む請求項13の方法。 22.前記十分な量が、約150〜200,000ng/日/kg体重を含む請求項13の方法。
IPC (11件):
A61K 45/00 ,  A61K 38/00 ,  A61K 39/395 ,  A61P 3/10 ,  A61P 3/12 ,  A61P 9/02 ,  A61P 15/10 ,  A61P 17/02 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00
FI (11件):
A61K 45/00 ,  A61K 39/395 D ,  A61P 3/10 ,  A61P 3/12 ,  A61P 9/02 ,  A61P 15/10 ,  A61P 17/02 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61K 37/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る