特許
J-GLOBAL ID:200903070334468457

アクチュエータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352318
公開番号(公開出願番号):特開平10-169603
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 周囲温度や製造誤差によって制御弁機構に生じる戻り位置のずれを自動的に補正できるようにする。【解決手段】 油圧シリンダ3はスプール弁6を介して油圧源1からの圧油が給排されると共に、ロッド3Cが摺動変位する。また、スプール弁6のスプール13は電磁アクチュエータ16によって摺動変位され、電磁アクチュエータ16は比例演算回路、積分演算回路、補償演算回路等からなるコントローラ17によって制御される。そして、コントローラ17には目標値設定器26とロッド3Cの位置を検出する位置検出センサ27とが接続され、コントローラ17は、目標値設定器26からの目標値と位置検出センサ27からの検出値とが一致するように油圧シリンダ3をフィードバック制御する。
請求項(抜粋):
液圧源から給排される液圧によって駆動制御されるアクチュエータと、該アクチュエータと前記液圧源との間に配設され、常時は弁体を一定幅の不感帯をもって中立位置に保持し、前記液圧源からの液圧をアクチュエータに給排するときには前記弁体を中立位置から摺動変位させる制御弁機構と、前記アクチュエータを作動させるため、該制御弁機構の弁体を制御信号に応じて摺動変位させる弁制御手段とからなるアクチュエータ制御装置において、前記弁制御手段は、前記アクチュエータを作動させるための目標値を設定する目標値設定手段と、前記アクチュエータの作動状態を検出する作動検出手段と、前記目標値設定手段による目標値と該作動検出手段による検出値との偏差を演算する偏差演算手段と、該偏差演算手段からの偏差に対する比例演算を行う比例演算手段と、前記偏差演算手段からの偏差に対する積分演算を行う積分演算手段と、前記制御弁機構の不感帯補償を行うため、前記偏差演算手段による偏差に対して前記不感帯分の補償演算を行う補償演算手段と、前記比例演算手段、積分演算手段および補償演算手段によるそれぞれの演算値に基づいて前記制御弁機構に出力すべき制御信号を設定する出力信号設定手段とから構成したことを特徴とするアクチュエータ制御装置。
IPC (2件):
F15B 9/09 ,  F01L 13/00 301
FI (2件):
F15B 9/09 G ,  F01L 13/00 301 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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