特許
J-GLOBAL ID:200903070337240350
バックグラウンド補償型α線放射能測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-359397
公開番号(公開出願番号):特開2007-163280
出願日: 2005年12月13日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】自然界に存在するラドンなどの天然放射性核種のバックグラウンド濃度を個別に測定し、プルトニウム等の人工放射性核種を迅速かつ正確に測定・評価する。【解決手段】試料から放射されるα線及びβ線の検出器12と、検出信号をデジタル変換して処理するデータ処理部20と、その解析と結果の表示を行うパーソナルコンピュータ32を備えている。データ処理部には、アナログパルスをAD変換したデジタル信号の時間間隔測定を行うエネルギー及び時間間隔測定系と、アナログパルスのまま時間間隔測定を行う高速時間間隔測定系を設ける。測定データはFIFOメモリ28でバッファされ、パーソナルコンピュータで時間間隔解析法によりβ-α相関事象を捉えることによってRn-222の子孫核種であるPo-214由来のα線を選択的に抽出し、それを全体から除去することによりPo-214による妨害を低減して人工放射性核種に由来するα線を測定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
試料から放出されるα線及びβ線を検出し電気信号として送信する検出部と、該検出部から送信されてきた電気信号を処理するデータ処理部と、該データ処理部の結果を解析して表示するパーソナルコンピュータを備え、前記データ処理部には、前記検出部から送信され所定の分別レベルを越えたアナログパルスをAD変換器によりデジタル変換したデジタル信号の時間間隔測定を行うエネルギー及び時間間隔測定系と、デジタル変換することなく所定の分別レベルを越えたアナログパルスの時間間隔測定を行う高速時間間隔測定系との2系統が設けられ、測定データはFIFOメモリでバッファされるようにし、該FIFOメモリのデータは、パーソナルコンピュータに送られて記録装置で記録され、該パーソナルコンピュータでは、記録されたデータを用いて時間間隔解析法によりβ-α相関事象を捉えることによってRn-222の子孫核種であるPo-214由来のα線を選択的に抽出し、それを全体から除去することにより、Po-214による妨害を低減して人工放射性核種に由来するα線を測定することを特徴とするバックグラウンド補償型α線放射能測定装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G01T1/167 H
, G01T1/167 B
Fターム (10件):
2G088EE08
, 2G088EE21
, 2G088FF05
, 2G088FF06
, 2G088GG21
, 2G088HH03
, 2G088KK06
, 2G088KK28
, 2G088KK29
, 2G088LL11
引用特許:
審査官引用 (3件)
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放射線検出方法および装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-070260
出願人:株式会社東芝
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放射性核種の定量方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-392010
出願人:核燃料サイクル開発機構
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放射性ダストモニタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-124558
出願人:富士電機株式会社
引用文献:
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