特許
J-GLOBAL ID:200903070339253734

車載レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331051
公開番号(公開出願番号):特開平10-170641
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車両の前方に存在するターゲットを検出する車載レーダ装置に関し、広いダイナミックレンジを確保することを目的とする。【解決手段】 直線(14)、(15)、(17)、(18)で囲まれる領域に存在するターゲットについて変調周波数の上昇区間および下降区間の双方で適正な符号を有するビート周波数(U,D)を得るための方式で送信波を送信する。直線(20)、(21)、(23)、(24)で囲まれる領域に存在するターゲットについて変調周波数の上昇区間および下降区間の双方で適正な符号を有するビート周波数(u,d)を得るための方式で送信波を送信する。(U,D)および(u,d)の出現状態よりターゲットの存在領域を推定する。各領域で検出されるU,D,u,dを用いてターゲットの検出処理を行う。
請求項(抜粋):
所定の繰り返し周期で変調周波数が変化する送信波を送信すると共に、前記送信波の変調周波数と、前記送信波に起因する反射波の周波数との偏差に対応するビート周波数に基づいてターゲットの検出を行うFM-CW方式の車載レーダ装置において、相対距離の長い第1の領域に存在するターゲットについて、変調周波数の上昇区間および下降区間の双方で適正な符号を有するビート周波数を得るための方式で送信波を送信する第1送信手段と、相対距離の短い第2の領域に存在するターゲットについて、変調周波数の上昇区間および下降区間の双方で適正な符号を有するビート周波数を得るための方式で送信波を送信する第2送信手段と、前記第1送信手段が変調周波数を上昇させながら送信波を送信している間にビート周波数を検出する遠距離UPビート周波数U検出手段と、前記第1送信手段が変調周波数を降下させながら送信波を送信している間にビート周波数を検出する遠距離DOWNビート周波数D検出手段と、前記第2送信手段が変調周波数を上昇させながら送信波を送信している間にビート周波数を検出する近距離upビート周波数u検出手段と、前記第2送信手段が変調周波数を降下させながら送信波を送信している間にビート周波数を検出する近距離downビート周波数d検出手段と、前記遠距離UPビート周波数U、前記遠距離DOWNビート周波数D、前記近距離upビート周波数u、および、前記近距離downビート周波数dの出現状態に応じてターゲットの検出に採用するビート周波数を決定するビート周波数決定手段と、前記ビート周波数決定手段によって決定されたビート周波数に基づいてターゲットの検出処理を実行するターゲット検出手段と、を備えることを特徴とする車載レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る