特許
J-GLOBAL ID:200903070353544458

スローアウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279921
公開番号(公開出願番号):特開平8-118112
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ポジタイプのスローアウェイチップにおいて、切れ味に優れ、切りくず排出の良好なるチップを提供する。【構成】 スローアウェイチップ1のボス面5は切れ刃より高位にあるようにして、装着用皿ねじの頭部への切りくず擦過を防ぐ。ボス面5の外側にはポジのすくい面となる傾斜面8をもつブレーカ溝6を配設して、切削抵抗の低減を図る。コーナ部では、ボス面5より先端に伸びる突起10と、突起10の両側に一部が突出した球状の突起11および突起12により、広範囲の切削条件下での切りくず処理に対応させる。コーナ刃3の耐欠損強度の低下を招かぬよう、コーナ部の傾斜角θ2は主切れ刃部の傾斜角θ1より小さくする。コーナ部のランド7は耐欠損性を高めるが、加工面性状の向上やびびり抑制を優先させる場合には備わらないようにする。
請求項(抜粋):
多角形平板状をなし、その切れ刃は外辺からなる主切れ刃2と隅部に形成される円弧状のコーナ刃3とからなり、外周には逃げが付与されてなるポジタイプのスローアウェイチップ1において、上面にはボス面5があって、その外側にはランド7の備わるブレーカ溝6が配設されるとともに、切れ刃がボス面5より低位にあるように形成され、前記ブレーカ溝6は、ポジのすくい面となる傾斜面8と、溝底よりボス面5に立ち上がる傾斜面9とからなり、さらにこのブレーカ溝6はコーナ部において、ボス面5より各コーナに向い放射状に伸びて先端にて漸次高さを減ずる突起10、および前記突起10の中間に配設されてその一部が両側より突出する少なくとも1つ以上の球状の突起11との組合わせにより形成され、コーナ部における傾斜面8の傾斜角θ2は主切れ刃部における傾斜面8の傾斜角θ1より小さく形成されていることを特徴とするスローアウェイチップ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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