特許
J-GLOBAL ID:200903070374499541

車両用制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-239728
公開番号(公開出願番号):特開2003-054394
出願日: 2001年08月07日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】自車両に発生する減速度の変化を抑制し、乗員への違和感がなく、また確実に衝突を回避できる車両用制動制御装置を提供する。【解決手段】路面μ、自車両速度Vc、前方物体速度Vpを用い、それらに応じた制動開始タイミングTTCCOM を設定すると共に、自車両から前方物体までの距離DISTを相対速度Vrで除して到達時間TTCを算出し、到達時間TTCが制動開始タイミングTTCCOM 以下となったら目標制動流体圧αで制動を開始する。制動開始タイミングTTCCOM は、路面μが小さいほど、自車両速度Vcが大きいほど、前方物体速度Vpが大きいほど、長く設定し、より離れた時点から制動が開始されるようにすることで、それらのファクタに対する減速度の変化を小さくする。また、目標制動力を達成する目標制動流体圧は、路面μや到達時間、自車両と前方物体の平均速度に応じて設定する。
請求項(抜粋):
自車両前方に存在する物体と自車両との距離を検出する前方物体距離検出手段と、自車両前方に存在する物体の自車両に対する相対速度を検出する相対速度検出手段と、自車両の速度を検出する自車両速度検出手段と、自車両前方に存在する物体の速度を検出する前方物体速度検出手段と、路面の摩擦係数状態を検出する路面摩擦係数状態検出手段と、前記前方物体距離検出手段で検出された自車両前方に存在する物体と自車両との距離を前記相対速度検出手段で検出された相対速度で除して自車両が前方物体に到達するまでの時間を算出する到達時間算出手段と、前記自車両速度検出手段で検出された自車両の速度及び前記前方物体速度検出手段で検出された前方物体の速度及び前記路面摩擦係数状態検出手段で検出された路面摩擦係数状態の少なくとも何れか一つに基づいて制動を開始するまでの時間を設定する制動開始タイミング設定手段と、前記自車両速度検出手段で検出された自車両の速度と前記前方物体速度検出手段で検出された前方物体の速度との平均値を前記到達時間算出手段で算出された到達時間で除した値に基づいて自車両の目標制動力を算出する目標制動力算出手段と、前記到達時間算出手段で算出された到達時間が前記制動開始タイミング設定手段で設定された制動開始までの時間以下となったときに前記目標制動力算出手段で算出された目標制動力を発生させる自動制動手段とを備えたことを特徴とする車両用制動制御装置。
Fターム (4件):
3D046BB18 ,  3D046HH20 ,  3D046HH22 ,  3D046HH46
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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