特許
J-GLOBAL ID:200903070390577471
巻鉄心製造装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229732
公開番号(公開出願番号):特開平11-067566
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】非晶質磁性合金の薄帯を用いて高品質の巻鉄心を能率よく製造することができる巻鉄心製造装置を提供する。【解決手段】主軸23に取り付けた巻枠Mの外周にガイド板30から積層体ブロックを供給し、この積層体ブロックを無端ベルト45の内側に巻き込んで巻枠Mの回りに巻回することにより巻鉄心を製造する。主軸とともに回転しながら積層体ブロックの端部を巻枠Mに対してクランプするラップクランプ装置60と、積層体ブロックの端部を巻枠に対して押え付けるラップ押え装置70とを設ける。巻枠Mまたは巻枠に既に巻回されている積層体ブロックの最も高い位置にあるコーナ部とガイド板30の先端との間の垂直方向距離を一定のオフセット値に保つように、巻枠Mの回転に追従させてガイド板30の先端の位置を変化させる。
請求項(抜粋):
横断面の輪郭形状が矩形状を呈するように形成されて中心部が軸線を水平方向に向けた主軸により支持された巻枠と、前記巻枠を回転駆動する巻枠駆動装置と、ループをなすように形成されていて該ループの外側に前記巻枠を位置させた状態で一部が前記巻枠の外周に沿う周回軌道に沿うようにガイドされて前記巻枠の回転により駆動される無端ベルトと、非晶質磁性合金薄帯を複数枚積層したものからなる単位積層体の単体または該単位積層体をn個(nは2以上の整数)ずつそれぞれの位置を長手方向にずらした状態で積層して長手方向の一端側及び他端側をそれぞれ階段状に形成したものからなる積層体ブロックを、その長手方向の一端を前記巻枠側に向けた状態でガイド板の上に乗せて、該ガイド板の上を滑らせながら該ガイド板の前記巻枠側に指向した送出端部から順次送り出して前記巻枠側に供給する積層体ブロック供給装置とを備え、前記無端ベルトの周回軌道の始点と終点との間に前記積層体ブロック供給装置により供給される積層体ブロックの長手方向の一端側の端部を受け入れるための積層体ブロック導入部を形成するように前記周回軌道が設定され、前記積層体ブロック供給装置により順次供給される積層体ブロックを前記無端ベルトの内側に巻き込むことにより前記巻枠上に複数の積層体ブロックを順次巻回積層して、巻回された各積層体ブロックの一端と他端とが重ね合わされてラップ部が形成された構造を有する巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置であって、前記積層体ブロック供給装置により供給された積層体ブロックの前記積層体ブロック導入部側の端部を巻枠に対して押え付けるラップ押え装置と、前記主軸とともに回転するように設けられて前記ラップ部を構成する積層体ブロックの端部を巻枠に対してクランプするラップクランプ装置とを具備し、前記積層体ブロック供給装置は、前記巻枠に最初に巻回される積層体ブロックを供給する際には、前記巻枠の4つのコーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部と前記ガイド板の送出端部との間の垂直方向距離を設定されたオフセット値に保つように前記ガイド板の送出端部を前記巻枠の回転に追従して変位させ、既に巻枠に巻回されている積層体ブロックの外周に前記積層体ブロックを供給する際には、前記巻枠に巻回された最も外側の積層体ブロックの4つのコーナ部のうち最も高い位置にあるコーナ部の頂部と前記ガイド板の送出端部との間の垂直方向距離を前記オフセット値に保つように前記ガイド板の送出端部を前記巻枠の回転に追従させて変位させるガイド板変位機構を備えていることを特徴とする巻鉄心製造装置。
FI (2件):
H01F 41/02 C
, H01F 41/02 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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巻鉄心製造装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-325599
出願人:株式会社ダイヘン
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巻鉄心製造装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-119893
出願人:株式会社ダイヘン
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巻鉄心製造方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-302920
出願人:株式会社日立製作所, 株式会社中条エンジニアリング
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コイル巻線装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-324887
出願人:株式会社東芝, 東芝メック株式会社
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