特許
J-GLOBAL ID:200903070397437500

アクチュエータ作動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345315
公開番号(公開出願番号):特開平11-173303
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】操作レバーの操作に対するアクチュエータの応答性を良好にでき、また、操作レバーの急操作に伴うアクチュエータの急作動を抑制することもできるとともに、油温を操作性の良好な状態に設定し得るアクチュエータ作動回路の提供を目的としている。【解決手段】ポートcに圧が作用していない状態において、弁体13は、ポートa,bに導入される圧油により付勢手段20の付勢力に抗して移動され、これによって、ポートaとポートbとを直接に連通させ、ポートcに圧が作用された状態において、第1の弁体13は、ポートaの弁座12aに対する当接状態が固定され、弁体14は、ポートaに導入される圧油により付勢手段31の付勢力に抗して移動されて流通孔25,26を通じたポートaとポートbとの連通を許容し、かつ、ポートbに導入される圧油を絞り28を介してポートaに流すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
アクチュエータへの圧油の流れを制御するパイロット操作方式の方向制御弁と、方向制御弁にパイロット圧を導入して方向制御弁を切換え制御するパイロット圧回路とを備え、前記パイロット圧回路は、方向制御弁のパイロットポートに接続されたパイロット管路と、パイロット管路に対する圧油の導入出を制御する操作弁と、方向制御弁のパイロットポートと操作弁との間のパイロット管路の部位に設けられた弁機構とを有し、前記弁機構は、弁本体と、弁本体内に摺動可能に配置された第1の弁体と、第1の弁体内に摺動可能に配置された第2の弁体とからなり、前記弁本体は、操作弁側から延びるパイロット管路の管部に接続される第1のポートと、方向制御弁側から延びるパイロット管路の管部に接続される第2のポートと、導入される所定のパイロット圧を第1の弁体に作用させる第3のポートとを有し、前記第1の弁体は、第1のポートと第2のポートとを接続する流通孔を有し、第1の付勢手段によって付勢されて第1のポートの弁座に常時当接され、前記第2の弁体は、絞りを有し、第2の付勢手段によって付勢されて前記流通孔の弁座に常時当接され、第3のポートにパイロット圧が作用していない状態において、第1の弁体は、第1または第2のポートに導入される圧油により第1の付勢手段の付勢力に抗して移動され、これによって、第1のポートと第2のポートとを直接に連通させ、第3のポートにパイロット圧が作用された状態において、第1の弁体は、第1のポートの弁座に対する当接状態が固定され、第2の弁体は、第1のポートに導入される圧油により第2の付勢手段の付勢力に抗して移動されて前記流通孔を通じた第1のポートと第2のポートとの連通を許容し、かつ、第2のポートに導入される圧油を前記絞りを介して第1のポートに流す、ことを特徴とするアクチュエータ作動回路。
IPC (2件):
F15B 11/08 ,  E02F 9/20
FI (2件):
F15B 11/08 A ,  E02F 9/20 N
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 建設機械におけるソフトモード切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-283537   出願人:株式会社小松製作所
  • 油圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-289295   出願人:日立建機株式会社
  • 流量調整弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-050013   出願人:東芝機械株式会社
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