特許
J-GLOBAL ID:200903070402632830
フルオロハロゲンエーテルの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-336065
公開番号(公開出願番号):特開2007-169276
出願日: 2006年12月13日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】高い収率及び選択性でフルオロハロゲンエーテルの製造方法を提供する。【解決手段】1a)CY’’Y=CY’Cl(II)(Y、Y’及びY’’はH、Cl又はBrであるが、同時にHではない)のオレフィンを、フッ素化してFCY’’Y-CY’ClF(III)のフルオロハロゲンカーボンを得て;2a)該フルオロハロゲンカーボンの脱ハロゲン化又は脱ハロゲン化水素を行って、フルオロハロゲンオレフィンを得て;3a)該フルオロハロゲンオレフィンを、RfOFの次亜フッ素酸と反応させてRfO-CFYI-CF2YII(I)(YI及びYIIはCl、Br又はHであるが、同時にHではない)のフルオロハロゲンエーテルを得て;4a)該化合物の脱ハロゲン化又は脱ハロゲン化水素を行って、RfO-CF=CF2(IA)(Rfはアルキルペルフルオロ化された置換基である)のペルフルオロビニルエーテルを製造する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程:
1a)式:
CY’’Y=CY’Cl (II)
(式中、Y、Y’及びY’’は互いに等しいか又は異なって、H、Cl又はBrであるが、但し、Y、Y’及びY’’は同時に水素ではない)
のオレフィンを、フッ素を用いてフッ素化して式:
FCY’’Y-CY’ClF (III)
(式中、Y、Y’及びY’’は上記の意味を有する)
のフルオロハロゲンカーボンを得て;
2a)式(III)のフルオロハロゲンカーボンの脱ハロゲン化又は脱ハロゲン化水素(ここで、ハロゲン/ハライドイオンはCl又はBrである)を行って、式:
FCYI=CYIIF (IV)
(式中、YI及びYIIは互いに等しいか又は異なって、H、Cl又はBrの意味を有するが、但し、YI及びYIIは同時にHではない)
のフルオロハロゲンオレフィンを得て;
3a)式(IV)のフルオロハロゲンオレフィンを、式RfOF(式中、Rfはペルフルオロ化されたC1〜C3、好ましくはC1〜C2のアルキル置換基である)の次亜フッ素酸と反応させて式:
RfO-CFYI-CF2YII (I)
(式中、YI及びYIIは互いに等しいか又は異なって、Cl、Br又はHであるが、但しYI及びYIIは同時にHではあり得ない)
のフルオロハロゲンエーテルを得て;
4a)式(I)の化合物の脱ハロゲン化又は脱ハロゲン化水素を行って、一般式(IA):
RfO-CF=CF2 (IA)
(式中、Rfは上記のとおりである)
のペルフルオロビニルエーテルを得る
を含む、式(IA)のペルフルオロビニルエーテルを製造する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
4H006AA02
, 4H006AC43
, 4H006BA05
, 4H006BA07
, 4H006BA16
, 4H006BA29
, 4H006BA34
, 4H006BM10
, 4H006BM71
, 4H006BP10
, 4H039CA61
, 4H039CG20
, 4H039CG90
引用特許:
出願人引用 (10件)
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米国特許第3450684号明細書
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米国特許第4900872号明細書
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米国特許第3817960号明細書
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米国特許第3896179号明細書
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米国特許第4340750号明細書
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米国特許第4515989号明細書
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米国特許第5350497号明細書
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米国特許第6255536号明細書
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米国特許第5488142号明細書
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欧州特許1352892号明細書
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審査官引用 (6件)
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