特許
J-GLOBAL ID:200903070423377309

車輪用駆動ユニットとその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-006220
公開番号(公開出願番号):特開2002-137604
出願日: 2001年01月15日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 製造作業を面倒にする事なく、運転時に駆動部材28bとハブ6eとが回転方向にがたつく事を防止し、異音の発生を抑える。【解決手段】 スプライン孔27の内周面に形成した雌スプライン部と、スプライン軸29の外周面に形成した雄スプライン部とのスプライン係合部の隙間角度を、-17 ́〜42 ́、好ましくは0.2 ́〜42 ́、更に好ましくは0.2〜26 ́の範囲に規制する。又、上記駆動部材28bの外周面に、ロボットアームを係合させる為の係止溝63を設ける。上記スプライン軸29を上記スプライン孔27に挿入する作業を、組立ロボットにより容易に行なえる為、製造作業が面倒になる事はない。又、スプライン歯同士が勢い良くぶつかる事がないので、耳障りな異音が発生する事もない。
請求項(抜粋):
車輪用駆動ユニットは、車輪支持用転がり軸受ユニットと等速ジョイントユニットと結合部材とから成り、このうちの等速ジョイントユニットは、デファレンシャルギヤの出力部にその入力部を結合する第一の等速ジョイントと、この第一の等速ジョイントの出力部にその入力側端部を結合した伝達軸と、この伝達軸の出力側端部をその入力部に結合した第二の等速ジョイントとを備え、上記車輪支持用転がり軸受ユニットは、内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の外端寄り部分でこの外輪の外端縁よりも外方に突出した部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく内端寄りで上記外輪軌道と対向する部分に直接又は内輪を介して内輪軌道を、第一の嵌合周面に第一のスプライン部を、それぞれ設けたハブと、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体とを有するものであり、上記第二の等速ジョイントは、上記第一のスプライン部とスプライン係合する第二のスプライン部を外端部に存在する第二の嵌合周面に設けると共に、内端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を備えたものであり、上記結合部材は、径方向に弾性変形自在で、上記ハブの周面に設けた第一の係合部と上記第二の等速ジョイントの周面に設けた第二の係合部との間に掛け渡されて、これらハブと第二の等速ジョイントとの軸方向に関する位置決めをし、上記第一、第二のスプライン部同士を係合させたスプライン係合部の隙間角度が、0.2 ́〜26 ́の範囲に規制されているもの。
IPC (5件):
B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16D 1/06 ,  F16D 3/20
FI (5件):
B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20 Z ,  F16D 1/06 Q
Fターム (6件):
3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101FA46 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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