特許
J-GLOBAL ID:200903070460300243

流量予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-024040
公開番号(公開出願番号):特開2007-205001
出願日: 2006年02月01日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】多数地点の雨量または多数区画の雨量(多数のメッシュ雨量)の加重比の最適化により流域平均雨量データを算出してパラメータを低減するとともに、学習効率を高めて精度良い流量予測モデルを構築し、予測精度の向上も実現する流量予測装置を提供する。【解決手段】上流の複数箇所の雨量データを用いて下流の流量を予測する装置であって、ある箇所の雨量データが下流の流量に対して及ぼす影響度合いを複数箇所の雨量データそれぞれについて表す加重比を決定する加重比決定手段70と、加重比と対応する雨量データとから算出された流域平均雨量データを用いて流量予測モデルを構築するモデル構築手段80と、構築された流量予測モデルに対し、決定された加重比による流域平均雨量データを入力して予測流量に係る予測流量データを生成する予測手段90と、を有する流量予測装置1とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上流の複数箇所の雨量データを用いて下流の流量を予測する流量予測装置であって、 上流の複数地点または複数区画における雨量データと、ある箇所の雨量データが下流の流量に対して及ぼす影響度合いを複数箇所の雨量データそれぞれについて表す加重比と、を用いて、ある箇所の雨量データとこの雨量データに係る加重比との積を複数地点または複数区画について総和してなる流域平均雨量データを、時刻別に複数算出する加重比決定用流域平均雨量算出手段と、 流域平均雨量データとこの流域平均雨量データに係る流量データとを時刻別で複数用いて相関係数を算出する相関係数算出手段と、 相関係数に基づいて評価が高い加重比であるか否かを判定する加重比評価手段と、 加重比を所定規則に基づいて変更して新たな加重比を生成する加重比決定用加重比最適化手段と、 を有し、これら加重比決定用流域平均雨量算出手段、相関係数算出手段、加重比評価手段および加重比決定用加重比最適化手段を繰り返し機能させ、流域平均雨量データと流量データとの相関が高くなるように加重比を決定する加重比決定手段と、 ある箇所の雨量データとこの雨量データに係るものであって加重比決定手段で決定された加重比との積を複数地点または複数区画について総和してなる流域平均雨量データを用いて流量予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、 予測モデル構築手段で構築された流量予測モデルに対し、加重比決定手段で決定された加重比による流域平均雨量データを入力して予測流量に係る予測流量データを生成する予測手段と、 を備えることを特徴とする流量予測装置。
IPC (5件):
E02B 1/00 ,  G06Q 50/00 ,  G06Q 10/00 ,  E02B 7/20 ,  G05B 23/02
FI (5件):
E02B1/00 Z ,  G06F17/60 110 ,  G06F19/00 100 ,  E02B7/20 105 ,  G05B23/02 R
Fターム (6件):
2D019AA43 ,  5H223AA01 ,  5H223BB01 ,  5H223DD03 ,  5H223DD07 ,  5H223EE30
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る