特許
J-GLOBAL ID:200903070467604604

地下タンクの漏洩検査システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-013217
公開番号(公開出願番号):特開平8-198398
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 地下タンクの定期点検作業の効率化を図る。【構成】 地下タンク50内を加圧あるいは減圧して該地下タンク50内を判定開始圧力になった場合に圧力の加減圧を停止する判定圧力検出手段(SP121〜124、160〜163、200〜203、240〜243)と、圧力の加減圧停止から計時を開始した計時時間が漏洩判定時間に達したときに計時を終了する判定時間計時手段(SP134、171、211、251)と、この計時中、地下タンク50内の圧力を監視することにより該地下タンク50の漏洩の有無を判定する漏洩判定手段(SP125〜138、164〜175、204〜215、244〜255)と、漏洩判定手段の判定結果を出力する漏洩判定終了手段(SP135、172、212、252)とを備える。
請求項(抜粋):
注油口から注入される油液を貯留する地下タンク内を加圧または減圧して一定圧力状態にし、その後、所定時間内の圧力変化を計測して当該計測結果に基づき前記地下タンクの漏洩の有無を自動的に検査するようにした地下タンクの漏洩検査システムであって、前記地下タンク内を加圧又は減圧する圧力供給手段と、前記地下タンク内の圧力を検出する圧力検出手段と、複数種の圧力試験について、各圧力試験毎に判定開始圧力、漏洩判定時間及び漏洩判定圧力のデータを記憶する判定データ記憶手段と、前記地下タンクに対しての前記各圧力試験のうち一の圧力試験を択一的に選択入力する選択入力手段と、該選択入力手段によって選択入力された圧力試験についての判定開始圧力、漏洩判定時間及び漏洩判定圧力のデータを前記判定データ記憶手段から抽出する判定データ抽出手段と、前記圧力供給手段の駆動を指示する圧力供給開始指示手段と、該圧力供給開始指示手段の圧力供給開始に基づき前記圧力検出手段により検出される検出圧力と前記判定データ抽出手段により抽出された判定開始圧力とを比較し、当該検出圧力が判定開始圧力に達したときに前記圧力供給手段による地下タンク内への圧力の供給停止を指示する判定圧力検出手段と、該判定圧力検出手段の供給停止指示によって前記圧力供給手段による圧力の供給停止から計時を開始し、当該計時時間と前記判定データ抽出手段により抽出された漏洩判定時間とを比較し、前記計時時間が漏洩判定時間に達したときに計時を終了する判定時間計時手段と、該判定時間計時手段による計時中、前記判定データ抽出手段により抽出された漏洩判定圧力と前記圧力検出手段により検出される検出圧力とを比較した当該検出圧力が前記判定データ抽出手段により抽出された漏洩判定圧力よりも大きくなったときに異常判定信号を出力する漏洩判定手段と、前記判定時間計時手段の計時の終了に基づき、判定時間計時手段による計時中に前記漏洩判定手段から異常判定信号が出力されたか否かを判定し、異常判定信号の出力がなかったときに正常判定信号を出力する漏洩判定終了手段とを備えたことを特徴とする地下タンクの漏洩検査システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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