特許
J-GLOBAL ID:200903070499088616

高効率バイオリアクターシステム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-044719
公開番号(公開出願番号):特開2004-248628
出願日: 2003年02月21日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】バクテリア、細胞、組織等を増殖させ、また、機能発現させ、生物化学反応により目的とする代謝と分泌を行い、そして最終的に生産物を効率よく回収できるシステムを持つバイオリアクターを提供する。【解決手段】中空ファイバーからなる流路を反応対象溶液が流れるようになっており、また、これに対して、中空ファイバー外部において反応、あるいは代謝する細胞、バクテリアを保持する不織布等からなる多孔性シート状物があり、また、これらの生物活性、あるいは生存を効率よく確保するためのラジアルフロータイプの培地循環が行うことができるシステムを組み合わせたバイオリアクターシステム。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状のリアクター本体(8)内に培地導出チューブ(7)、複数の中空ファイバー(4)および中空ファイバー間に細胞の通過を許容する多孔性シート状物(3)を収容した培養空間を備えたバイオリアクターであって、 (i) リアクター本体(8)に形成された少なくとも1つの第1入口ポート(1),(1)から供給された培地が培地導出チューブ(7)の一端と連通した第1出口ポート(2)から流出される第1流路と、 (ii) リアクター本体の一端側に形成された第2入口ポート(5)から供給された処理液が複数の中空ファイバー(4)内を通り、リアクター本体他端側に連通した第2出口ポート(6)から流出される第2流路、 を備え、かつ、多孔性シート状物(3)は細胞の接着および細胞の通過が可能であり、培地導出チューブ(7)と中空ファイバー(4)は細胞を通過させないが液体および物質の通過が可能であるラジアルフロータイプのバイオリアクター。
IPC (1件):
C12M1/00
FI (1件):
C12M1/00 C
Fターム (8件):
4B029AA02 ,  4B029BB01 ,  4B029CC02 ,  4B029CC12 ,  4B029CC13 ,  4B029DA08 ,  4B029DF05 ,  4B029DG06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-015382
  • 動物細胞固定化材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-230758   出願人:工業技術院長, 財団法人地球環境産業技術研究機構
  • 細胞培養膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-328500   出願人:経済産業省産業技術総合研究所長, 三菱化学株式会社
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 化学工学会関東支部大会研究発表講演要旨集, 2000, 56
  • 化学工学会関東支部大会研究発表講演要旨集, 2000, 56

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