特許
J-GLOBAL ID:200903070513362017

溶銑の脱りん方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177223
公開番号(公開出願番号):特開平11-021608
出願日: 1997年07月02日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 従来の2段の回分式向流精錬法では、上底吹き転炉形炉に収容された溶銑に媒溶剤を添加し、酸素ガスを上吹きするともに攪拌ガスを底吹きして行われる溶銑の脱りんを行う際、添加剤コストの上昇およびスロッピングを伴わずに、脱りん時間:7分以下、脱りん率90%以上を達成できなかった。【解決手段】 上底吹き転炉形式の炉に収容された溶銑に、処理時のスラグに含有される Al2O3量が2〜16重量%になるようにAl2O3 含有物および酸化鉄を主成分とする媒溶剤を添加し、酸素ガスを流量:0.7〜1.9Nm3/min・t で上吹きするともに攪拌ガスを底吹きして攪拌動力:1.2〜5.0 kW/tで攪拌を行いながら、溶銑の脱りんを行う。
請求項(抜粋):
上底吹き転炉形式の炉に収容された溶銑に、処理時のスラグに含有されるAl2O3 量が2〜16重量%になるようにAl2O3 含有物および酸化鉄を主成分とする媒溶剤を添加し、酸素ガスを上吹きするとともに攪拌ガスを底吹きして溶銑の攪拌を行いながら、溶銑の脱りんを行う方法であって、前記酸素ガスの流量Qo2 は 0.7〜1.9Nm3/min・t であるとともに、下式?@により算出される前記攪拌の攪拌動力εは 1.2〜5.0 kW/tであることを特徴とする溶銑の脱りん方法。【数1】Q:攪拌ガス流量 (Nm3/min;ただし、攪拌ガスがCOガスである場合には2倍に換算する。)T:溶銑温度 (K)W:溶銑重量 (t)h:吹き込み深さ (m)P:雰囲気圧力 (Pa)ρ:溶銑密度 (kg/m3)Tn:攪拌ガス温度 (K)
IPC (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 7/04
FI (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 7/04 F
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-122210
  • 特開平3-122210
  • 特開平3-122210
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