特許

J-GLOBAL ID：200903070520856378

分散オブジェクト環境における通信障害監視システムと通信障害監視方法およびプログラム

発明者： 勝本 稔
出願人/特許権者： 株式会社日立情報システムズ
代理人 (1件)： 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-081069
公開番号（公開出願番号）：特開2002-278853
出願日： 2001年03月21日
公開日（公表日）： 2002年09月27日
要約：

【要約】【課題】 分散オブジェクト環境でデータを送受信し、受信側オブジェクトでの受信データに基づく処理を行うシステムの、データの通信障害による受信側オブジェクトでの誤動作を未然に防ぐ。【解決手段】 分散オブジェクト環境において、クライアントマシン101から複数のサーバマシン109〜112,116に送信する動作パラメータの送信履歴(114a)と、各サーバマシンでの各受信履歴(115a〜115e)を記録し、制御対象の機器(メカトロニクス機器106)を動作させる前に、各履歴を照合して、内容の一致・不一致により、通信障害の発生の有無を判別し、通信障害が発生した場合には、当該データに基づくサーバマシンの処理結果を無効として処理結果データの転送を中止し、制御対象機器の誤動作を未然に防ぐ。かつ、通信障害の発生場所を特定して、早期の復旧を可能とする。

請求項（抜粋）：

ネットワーク上に分散された1以上の分散オブジェクトサーバマシンに対するクライアントマシンのデータ送信ログを記憶装置に記録する送信ログ手段と、上記分散オブジェクトサーバマシン側での上記クライアントマシンからのデータ受信ログを記憶装置に記録する受信ログ手段と、該受信ログ手段で記録したデータ受信ログと上記送信ログ手段で記録したデータ送信ログとを照合して不一致があれば、上記クライアントマシンから送信された当該データに基づく上記分散オブジェクトサーバマシンの処理結果を無効とする通信監視手段とを有することを特徴とする分散オブジェクト環境における通信障害監視システム。

IPC (3件)：

G06F 13/00 351 ,  G06F 11/30 320 ,  G06F 15/177 672

FI (3件)：

G06F 13/00 351 N ,  G06F 11/30 320 G ,  G06F 15/177 672 G

Fターム (20件)：

5B042GA12 ,  5B042JJ29 ,  5B042MC08 ,  5B042MC09 ,  5B042MC40 ,  5B045GG01 ,  5B045JJ03 ,  5B045JJ08 ,  5B045JJ14 ,  5B045JJ38 ,  5B089GA11 ,  5B089GA21 ,  5B089GB02 ,  5B089GB10 ,  5B089JA11 ,  5B089JA35 ,  5B089JB17 ,  5B089KA12 ,  5B089KC47 ,  5B089MC03

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 分散オブジェクトシステムにおける通信方法及び分散オブジェクトシステムにおける通信装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-087988   出願人：横河電機株式会社
• 通信データ判定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-144935   出願人：沖電気工業株式会社