特許
J-GLOBAL ID:200903070572955064

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114355
公開番号(公開出願番号):特開平9-276248
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】折り返しアーチファクトが発生しないMRI装置を提供する。【解決手段】MRI装置は、被検体の生体組織を構成する原子核に核磁気共鳴を起こさせるため高周波磁場を照射する送信系に、実質的に同一平面上に形成された平面コイル31aを備える。この平面コイルは、少なくとも二対のエレメント部47a〜47cとエレメント部からの帰還電流が流れるリターン部48とを有し、コイル形状が相互に逆向きの電流が流れる2つのループを隣接して配置することと等価であって、このエレメント部には流れる電流をそれぞれ可変する電流制御手段49a〜49cが備えられている。この電流制御手段によってエレメント部に流れる電流を制御することにより、高周波磁場の照射範囲を選択的に変更することができ、これにより、照射空間を撮影空間に対して必要最小限の範囲とし、折り返しアーチファクトの発生を防止できる。
請求項(抜粋):
被検体に静磁場及び傾斜磁場を与える磁場発生系と、前記被検体の生体組織を構成する原子核に核磁気共鳴を起こさせるため高周波磁場を照射する送信系と、この核磁気共鳴により放出される核磁気共鳴信号を検出する受信系と、前記受信系で検出された核磁気共鳴信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系と、装置全体の動作を制御する中央処理装置とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記送信系は実質的に同一平面上に形成された平面コイルと、前記平面コイルによる高周波磁場の照射範囲を選択的に変更する制御手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/3415 ,  G01R 33/34
FI (3件):
A61B 5/05 350 ,  G01N 24/04 520 C ,  G01N 24/04 520 Y
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • MRI用RFコイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-098914   出願人:ジーイー横河メディカルシステム株式会社

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