特許

J-GLOBAL ID：200903070590529633

空気からの酸素・窒素分離液化装置

発明者： 中納 暁洋
出願人/特許権者： 工業技術院長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-229544
公開番号（公開出願番号）：特開2002-039674
出願日： 2000年07月28日
公開日（公表日）： 2002年02月06日
要約：

【要約】【課題】 LNGなどの排冷熱を利用して、液体酸素、液体窒素を製造することを可能とする。【解決手段】 高圧空気導入装置2により導入される高圧空気を、熱交換器3において、液化天然ガス(LNG)の冷熱を利用して冷却し、冷却した高圧空気に対して磁場装置6、9を設けて磁界を作用することで、酸素と窒素の磁化率の違いを利用し、冷却された高圧空気の酸素と窒素を分離させ、さらに第1及び第2の絞り弁10、12から夫々ジュール・トムソン効果を利用し液体酸素及び液体窒素として排出する。

請求項（抜粋）：

高圧空気導入装置と、該高圧空気導入装置により導入される高圧空気を液化天然ガス(LNG)の冷熱を利用して冷却するための高圧空気と液化天然ガス(LNG)の熱交換を行う熱交換器と、該熱交換器から高圧ガスを導出するための導出管と、該導出管に接続する第1及び第2の分岐管と、上記第1分岐管の先端に接続された第1の絞り弁と、上記第2の分岐管の先端に接続された第2の分岐管とを備えた空気からの酸素・窒素分離液化装置であって、上記導出管内を流れる冷却された高圧空気に対して磁界が作用するように、第1の磁場発生装置が設けられており、上記第1の分岐管内を流れる冷却された高圧空気に対して磁界が作用するように、第2の磁場発生装置が設けられており、上記第1及び第2の磁場発生装置による磁界の作用により、酸素と窒素の磁化率の違いを利用し、上記冷却された高圧空気の酸素と窒素を分離させ、さらに上記第1及び第2の絞り弁からジュール・トムソン効果を利用し液体酸素及び液体窒素として排出させることを特徴とする空気からの酸素・窒素分離液化装置。

IPC (4件)：

F25J 3/00 ,  B01D 57/00 ,  F17D 1/08 ,  F25B 9/02

FI (4件)：

F25J 3/00 ,  B01D 57/00 ,  F17D 1/08 ,  F25B 9/02 Z

Fターム (12件)：

3J071AA11 ,  3J071BB14 ,  3J071CC11 ,  3J071DD21 ,  3J071FF16 ,  4D047AA08 ,  4D047AB01 ,  4D047AB02 ,  4D047BA02 ,  4D047CA07 ,  4D047DA17 ,  4D047DB03

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭54-049993
  
• 磁性の異なる物質を分離するための方法および装置および火力発電システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-199798   出願人：株式会社東芝
• 特公昭46-019685