特許
J-GLOBAL ID:200903070602232216

ハロゲン化銀写真感光材料用定着濃縮液、固形定着剤及びハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169728
公開番号(公開出願番号):特開2000-356841
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高温での保存性に優れ、補充量を低減しても残色性が劣化しせず、しかも環境負荷の大きいホウ素化合物を実質的に含まないハロゲン化銀写真感光材料用定着濃縮液、固形定着剤、固形定着剤キットおよび、定着濃縮液又は定着剤により調製された定着液を用いたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法の提供。【解決手段】 チオ硫酸塩、水溶性アルミニウム塩を含有するハロゲン化銀写真感光材料用定着濃縮液において、一般式(1)〜(2)などで表される化合物の1種と一般式(A)または(B)で表される化合物を含有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
少なくとも、チオ硫酸塩、水溶性アルミニウム塩を含有するハロゲン化銀写真感光材料用定着濃縮液において、一般式(1)〜(3)で表される化合物の少なくとも1種と一般式(A)または(B)で表される化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用定着濃縮液。【化1】(式中、R11は脂肪族炭化水素基、アリール基又はヘテロ環基を表す。Q11は、水素原子又は-L13-COOM13を表す。Q12は、水素原子又は-L14-COOM14を表す。L11、L12、L13、L14及びL15は、それぞれアルキレン基を表す。m11及びn11は、それぞれ0又は1を表す。W11は、炭素原子を含む2価の連結基を表す。*は、絶対配置がS体であることを表す。M11、M12、M13及びM14は、水素原子又はカチオンを表す。)【化2】(式中、R21、R22、R23、R24及びR25はそれぞれ水素原子、脂肪族基、アリール基、複素環基、カルボキシル基、ホスホノ基、ヒドロキシル基又はスルホ基を表す。但し、R21、R22、R23、R24及びR25のうち少なくとも1つは、カルボキシル基、ホスホノ基又はスルホ基で置換された脂肪族基、アリール基もしくは複素環基を表す。L21及びL22はそれぞれ2価の脂肪族基、2価の芳香族基又はそれらの組み合わせからなる2価の連結基を表す。M21及びM22はそれぞれ水素原子又はカチオンを表す。)【化3】(式中、G31及びG32はそれぞれカルボキシル基、ホスホノ基、ヒドロキシ基、スルホ基、メルカプト基、アリール基、複素環基、アルキルチオ基、アミジノ基、グアニジノ基又はカルバモイル基を表す。L31、L32及びL33はそれぞれ2価の脂肪族基、2価の芳香族基又はそれらの組み合わせからなる2価の連結基を表す。m31及びn31はそれぞれ0又は1を表す。X31は水素原子、脂肪族基、アリール基又は複素環基を表す。M31は水素原子又はカチオンを表す。)【化4】(式中、R41及びR42はそれぞれアルキル基、アミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基を表し、これらは置換基を有してもよく、互いに結合して環を形成してもよい。k41は0又は1を表し、k41=1の時X41は-CO-又は-CS-を表す。M41及びM42はそれぞれ水素原子又はアルカリ金属を表す。)一般式(B)R51-(A51)n51-COOM51(式中、A51は側鎖に少なくとも1つ以上の水酸基を持つアルキレン基またはカルボニル基を表し、n51は0以上の整数を表す。R51は水素原子または水酸基を有するアルキル基を表し、M51は水素原子、アルカリ金属原子または4級アンモニウム基を表す。)
IPC (3件):
G03C 5/38 ,  G03C 5/26 510 ,  G03C 5/26 520
FI (3件):
G03C 5/38 ,  G03C 5/26 510 ,  G03C 5/26 520
Fターム (1件):
2H016AF01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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